J2JEF市原・千葉 首位浮上

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 首位の栃木と、勝点・得失点差で並びました。

得点が栃木２３に対して、千葉が２４であったが為に首位に立ちました。

 

 

 震災の為に順延されていた第2節の千葉-湘南戦が、6月29日(水）に行われました。

昇格を争う２チームの試合とあって、水曜日ながらフクアリに9228人の観客が集まりました。

 

 

 先制点を奪ったのは目下得点王のFW　深井 正樹 (wikipedia 記事 ）。

前半３８分。

右サイドで味方が粘った所からのクロスボールに、FW　オーロイ（wikipedia 記事)が競り合う。

そのこぼれ球を、MF 米倉 恒貴 (wikipedia 記事)が素早くシュート。

そのシュートが大きくバウンドする形となり、反応して押し込んだ。

形はごっつぁんゴールだが、得点の匂いがしない場所からチャンスメイク出来た点が素晴らしい。

試合後の、深井選手のゴールへのコメントを引用します (千葉公式H.P. 試合結果)。

「ゴールの場面は、たまたまボールがきただけ」

「きっちりと決められてよかった」

あなたが、そこに居る事が大事です。

　前半の終わりには、湘南のCK（コーナーキック）が与えられるも……。

キッカーが蹴る前にして、前半終了。

5年以上、前になるだろうか……。

海外の審判がこういった例について、TVで見解を述べていた事がある。

「キッカーには、蹴らせてから数秒の猶予は与えられて然るべきだ」

その理由として、観客のためにサッカーが行われている事を挙げていた。

つまり主審には、例え制限時間を多少オーバーしていても……。

裁量で、観客の心理を損ねないジャッジを心がけねばならないという事らしい。

 1-0、千葉リードのまま前半を折り返した。

ハーフタイムに動きがあり、FW オーロイ を下げる。

大卒ルーキーの　FW　久保 裕一　（wikipedia 記事)が交代出場。

両監督のハーフタイムのコメントは、JsGOAL を参照下さい。

当ブログの筆者が、コメントに分かりやすく補足説明を加えると……。

ドワイト・ローデヴェーヘス JEF市原・千葉 監督 (wikipedia 記事)

後半、立ち上がりに注意。

プレッシングを機能させて、ラインを上げる。

セカンドボールを拾い、クリアとパスはハッキリしよう。

反町 康治 湘南ベルマーレ 監督 (wikipedia 記事)

競り合いに勝ち、積極的にボールに関与して走り切ろう。

 後半に入って、湘南はボールを明らかに持たされる時間が増えた。

後半１２分。

湘南のバックラインが千葉のオフェンスに対応し、リトリート。

ラインが下がった所に、ノーマークだったMF 佐藤 勇人(wikipedia 記事) がグラウンダーのミドルシュート。

これが見事に決まり、首位浮上に繋がる大事な得点が生まれました。

冒頭の画像は、ゴールが決まった直後のシーンです。

後半１９分。

MF　坂本 紘司　（wikipedia 記事)に代わって、MF 平木 良樹 (wikipedia 記事）。

MF 菊池 大介 (wikipedia 記事)に代わって、FW ルーカス（wikipedia 記事なし 本名 Lucas Vinicius Goncalves Silva での検索結果は画像のみ) (湘南H.P. 選手紹介)。

この交代策に反町監督が踏み切る迄、湘南のリズムは乱れたままでした。

前半終了で退く選手の心理に、影響は与えますが……。

ハーフタイムには、選手交代こそが必要だったのかもしれません。

 試合後にスポンサーである、JR東日本ウォータービジネス (公式H.P.)が選ぶマンオブザマッチには……。

佐藤 勇人選手が選ばれ、観客に向けたインタヴューが行われました。

彼はこの試合に向けて、これまで無得点であった事から……。

自分自身に、プレッシャーをかけ続けたそうです。

チーム状況を考えると、個人記録よりもチームの勝利が優先されて然るべき。

しかし、この様に個人記録を気にする事。

それは、ベテランの余裕の表れだと思います。

この試合は、ベテランの余裕が首位浮上に繋がったと解釈しても良いのではないでしょうか。

 佐藤 勇人選手おめでとうございます。

ATOK（wikipedia 記事）で、佐藤 寿人は自動変換されるんだ……。

いつか、勇人も自動変換の候補に出てくると良いね。