失業日記

おばさんのアメリカサバイバル日記

アメリカでの生活を数値化する

2020-10-26 00:00:00 | 帰国
荷物整理の毎日ですが…


パッキングしているときに、ふと、昔、ブロードウェイで見たミュージカルの歌を思い出しました。


1 年をどう測ればいいの?という歌詞ですが、私の場合、長年のアメリカ生活をどう測るの?といった思いから、この歌が浮かんだのでしょうか?

パッキングしている今、私の長年のアメリカ生活を図る手段はダンボール箱の数と言えるかもしれません。引っ越し屋さんには、一番ダンボールの数が少ないパック (小 x 10) でお願いしましたが、なんと 1~2 箱余りそうです。潔く捨てすぎたかな。

つまり、私の西海岸での生活を数値化すると、小ダンボール x 9 箱。たったこれだけ。なんて少ないんでしょうか。(もちろん、手荷物で持って帰る分もありますが…)

アメリカ生活、荷物に溢れた一軒家から、たったこれだけの荷物になるなんて、去年の今頃は全く思いもしませんでした。もう、正直、物は持ちたくない心境です。そんな心配しなくても、日本は家が狭いから、置く場所もないし、更に荷物が減ってしまいそうですが。

荷物整理

2020-10-25 04:01:12 | 帰国
久しぶりのエントリーです。帰国準備で無茶苦茶忙しかったので、なかなかブログを更新できませんでした。

現在、パッキングと同時に不用品を処分しまくっています。不用品ですが、今回は Nextdoor というサイトで一部を売ってみました。



値段設定を思いっきり低くしてあるので、引き合いがどんどん来て、x 時にピックアップに行くよ~とメッセージが来るんですが、その時間に来ない!

あ~あ、こういうアメリカ人がいるから、物を売るのは億劫なんですよね。たかだか、数ドル~数十ドルのために、帰国前の貴重な時間を開けて待っているのに、連絡もなしにドタキャンしてくるんですから…。

ということで、今回も、小物は Goodwill、家具や電化製品は近所のバプティスト教会に連絡して大量に寄付することにしました。

その昔、東海岸の大都市から西海岸の小都市に引っ越すに当たり、craigs list でいろんな物を売ったのですが、そのときも同じ状況でした。「x 時にピックアップに行くよ~」と連絡があっても来ない。で、電話すると、「今、2ブロック先にいるから、あと数分で着くから待ってて」と返事をするも来ない。病的な嘘つきが多いなぁと思ったものです。

そして、この小都市に引っ越してきた直後は、「x 時に行くよ!」という連絡が来ると、本当にその人が x 時に現れて、その民度の高さにびっくりしたものでした。しかし、そのときから大分経ち、この小都市の民度もすっかり地に落ちたようです。あのときに比べて、人口がそれこそ3倍ぐらいに増えたので、まあ仕方ないですね。

国際免許

2020-10-17 23:39:06 | 帰国
これが最後、と思っていたアメリカの会社がまたまた次点でした。1 番の人がグッドマッチでなかった場合、あらたに募集せず、声をかけると言われました。今回の就活、こんなのばかり。最近、ほとんど書類選考も通るし、面接も二次面接ぐらいまでは進むのだけど、最後でだめになる。その時点でわたしの中で、日本帰国が決定。

その会社、そこに至るまで、6回も面接したんです。気力も体力も限界といった感じ。やはり、最後の決め手は年齢だと思う。同じぐらいの候補だったら、わたしが雇う側だったら、若い方を取ると思うし。

帰国準備の一環として、とりあえず、日本の免許が失効しているので、国際免許を取りに行ってきました。車を運転するような自体にはならないと思いますが、念の為。

国際免許は AAA で取ることができます。


AAA ですが、特に予約も取らず、オフィスに行って国際免許をその場でもらうことができました。

しかし、AAA、ガラガラでした。わたし以外に客はいませんでしたし、職員の方も私が見る限り、二人しかいませんでした。話を聞くと、旅行や保険の業務に携わっている人は、全員リモートで働いているそうです。この業界も大変なのでしょう。

あっという間に手続きが終わり、$20 払って国際免許を受け取りました。帰国準備、はじめの手続きの終了です。

アパートの管理会社

2020-10-12 23:49:55 | アメリカ
現在私の住んでいるアパートの管理会社が突然変更になりました。

突然も突然、「今日から管理会社が新しくなりました。連絡先の電話番号も代わります。詳細は追って連絡します。」というメールが来たときには、かなりびっくりしました。

いろいろ思い当たることはありました(業者との癒着)。先月、癒着先の某巨大ケーブル会社主催のワイン・テイスティング・パーティーなんかやっていて(私はお酒は飲まないんで、もちろん欠席でしたが)、やっぱり…なんて思っていたところでした。まあ、いろいろあったのでしょう。

アパートの管理会社が変わると恐ろしいのは、実際に管理する人が総入れ替えになるところです。しかも、日本だったら、移行期間を考え、住んでいる人に影響が出ないようにするはずなのですが、ここはアメリカ。そんなことは一切お構いなしです。

管理オフィスに別の用事で行きましたが、一番頼りになったオフィスの人以外、いませんでした。彼女以外、マネージャーを含めて全部首になったんでしょう。ほとんど、孤軍奮闘状態でした。

また、毎日一生懸命掃除をしていた、東ヨーロッパ系の人も見なくなりました。彼女も首になったんだと思います。

また、旧管理会社のスタッフもたくさんこのアパートに住んでいると聞いています。その人達、首になっても住み続けられるのでしょうか?職員割引のようなものがあったとしたら、それもなくなるのだろうし、失業だけでも大変なのに、住むところもなくなる、または家賃があがるなんて、それはあんまりかわいそうです。

アパートのポータルサイトには、この週末、ものすごい書き込みでした。廊下やエレベーターが汚れている、ゴミが溢れている、アメニティーの使用許可が下りない、修理のリクエストが通らない、等々。

まあ、これもアメリカあるある、なのですが…。家賃、管理費も含まれているので、ちゃんとメンテナンスしてもらわないと困りますよね。住んでいる人のことを忘れないでほしいです。

アメリカ個人年金

2020-10-12 01:38:54 | 失業
今年の夏、無事、家を売ることができました。その売却したお金をどうするか、いろいろ考えていました。


どう考えても、しばらく家を買う気にはならないと思います。
  • もし、アメリカで仕事が見つかっても、実際いつまで続くかわからないし、ひょっとしたら別の州に行くことになるかもしれない。
  • 日本に帰ることにしても、仕事がどこになるかも分からないし、どれぐらい続くかもわからない。また、東京にある実家に帰ることになった場合、地震のリスクがあるし、なにより長い間日本に住んでいなかったので、どの場所がいいのかも分からない。
どこに住むにしても、賃貸がしばらくが吉。

また、日本に全部送金しても、まず送金すること自体大変なのと、リスク分散でお金は一部、アメリカにおいたまま(つまりドルのまま)にしたほうが良いのではないか、という結論にいたりました。

では、どういう形で置いていくか。私は投資は信用していません。10 年ちょっと前、リーマンショックで株式市場がボロボロになったときに、年金が溶けてしまって、老後の資金がなくなってしまった人を何人も見ました。ということで、元金保証、一択です。

いろいろ調べた結果、アメリカの個人年金 (Annuity) に一部、お金を置いていくことにしました。10 年間、塩漬け作戦です。

果たしてこの決断が吉と出るか凶とでるか。もちろん、10 年経つ前にコロナなんかで死んでしまうかもしれませんから、あまり先のことを心配しても仕方ないかな、とも思うのですが。