癒し系

パッチワークのコースター

友達の手作り。

まだ、喪失感にふっと捕まる私を心配して目の前でチクチクしてくれました。

父の写真を置く机に白い布飾りを縫ってくれました。

癒やされる手作りです。

思い出

夜通し父と過ごす。

最後の思い出

明るい父の笑顔は写真。

苦しい治療を選んでごめんなさい…でも頑張ってくれて皆が少しづつ心の準備をしました。

お医者さまの最後の診断もつらかったけど私が聞いて良かった。そういう事を私に委ねてくれたんだと友達も言ってくれた。

静かな夜、刻んで忘れない。思い出が又一つ…

春、父逝く日

一昨年から入退院を繰り返しつつ頑張っていた父が逝きました。

十三才で父親を亡くし、長男として戦前丁稚奉公で二十歳まで、それから戦争で中華事変から太平洋戦争終戦まで…
十代、二十代全て苦難に使った人でした。

だから私は遅い子で父が四十代の生まれでした。

戦争で人と殺し合う事に苦しんだ父を愛していました。
不器用な父が大好きでした。
父は地の塩であったと思います。

お父さん、ありがとうございます。私はあなたの娘である事が誇りです。