季節の推移を観察すると
世界は刻々と変化している
見なれた戸外の景色も
季節とともに変化していく
きょうぼくらは
新しい季節の空と出会うだろう
きょうぼくらは
新しい季節の花と出会うだろう
きょうぼくらは
新しい季節の鳥と出会うだろう
季節の推移はすばらしい
いつでも変化に満ちている
季節の推移はすばらしい
いつでもポエジーに満ちている
季節の推移を観察すると
世界は刻々と変化している
季節の推移を観察すると
世界は刻々と変化している
見なれた戸外の景色も
季節とともに変化していく
きょうぼくらは
新しい季節の空と出会うだろう
きょうぼくらは
新しい季節の花と出会うだろう
きょうぼくらは
新しい季節の鳥と出会うだろう
季節の推移はすばらしい
いつでも変化に満ちている
季節の推移はすばらしい
いつでもポエジーに満ちている
季節の推移を観察すると
世界は刻々と変化している
好きなものへの憧れが
未来の方向をさししめす
美しいものへの憧れが
未来の方向をさししめす
ぼくの内面には
海への憧れがある
ぼくの内面には
カモメ体験への憧れがある
ぼくの内面には
美しい自然への憧れがある
ぼくの内面には
1000Poemsへの憧れがある
どんなに小さな憧れでも
憧れはいのちの羅針盤になる
すべての憧れが
未来の方向をさししめす
助走は始まっている
加速を加えれば 飛びたつことができる
どんどん見ることだ
どんどん聞くことだ
どんどん読むことだ
どんどん書くことだ
すべてが栄養になる
すべてがエネルギーになる
こころに火をつけよう
内面を熱くしよう
助走は始まっている
加速を加えれば 飛びたつことができる
樹液の夢は 若葉の緑
みずみずしい若葉の色
若葉の夢は 青空への飛翔
梢をとびたつモルフォ蝶
春の草木の夢を思う
小鳥の卵の夢を思う
蝶のさなぎの夢を思う
世界は夢でいっぱいだ
いのちには夢がある
世界は夢に満ちている
素粒子ほどの大きさでも
いのちの夢は美しい
世界の音楽には
天使の夢という曲まである
天使の夢も
きっと素敵な夢なのだろう
樹液の夢よ 若葉の夢よ
ぼくの夢のゆくえにも
海の青 空の青が見える
生まれ故郷の青い海が見える
ふとすれちがった一瞬にも
心がふれあうことがある
ふと聞いたひとつの言葉が
いつまでも残ることがある
ささやかなきっかけが
ときには新鮮な感動を運んでくる
丸い地球のこの一点にも
ときには新鮮な歓びが訪れてくる
ぼくらはまた
誰かと出会うだろう
ぼくらはまた
なにかと出会うだろう
生きていることは不思議だ
生きていることはすばらしい
どんなにささやかな出来事でも
心にのこる記憶は人生の一部になる
大切に思うものは
ぼくらの核の部分をつくっていく
心を惹かれるものは
ぼくらとつながりをもってくる
心がときめくものは
ぼくらの憧れとつながってくる
感覚をゆたかにするものは
ぼくらの内面を育てていく
さまざまな出会いの集積が
ぼくらの世界をつくっていく
いまこそ身につけたいものを
しっかり選んでみよう
いまこそ血肉にしたいものを
しっかりと選んでみよう
大切に思うものは
ぼくらの生きがいをつくっていく
感覚をみがこう
感覚を新しくしよう
ぼくはときどき
自分に語りかける
世界の名曲を聴いているとき
感覚の栄養になると思った
光る海を眺めているとき
感覚の栄養になると思った
春の花を見ているとき
感覚の栄養になると思った
夢のなかでは
詩はシンプルで美しい
言葉の感覚をみがこう
言葉の感覚を新しくしよう
ぼくはときどき
自分に語りかける
木立の中から 小鳥のさえずりが聞こえる
あかるいさえずりは エロスのよびかけだ
エロスは すべてのいのちをはぐくむもの
いのちの誕生は 永遠の エロスの憧れだ
ぼくらはいま エロスの世界に生きている
鳥も花も蝶も エロスの世界に生きている
エロスは すべてのいのちにめざめるもの
エロスから いのちの未来が生まれてくる
鳥の卵には エロスの憧れが結晶している
花の種にも いのちの未来が結晶している
季節の美しい花にも タンポポの綿毛にも
新鮮な若葉の緑にも エロスの形象がある
海の中で泳いでいる魚にも エロスはある
波しぶきにぬれる海藻にも エロスはある
青空の下 自転する丸い地球のどこにでも
いのちのある所には エロスの働きがある
ときにエロスは いのちをゆさぶる戦慄だ
エロスは いのちの時間の光と影をつくる
人恋しさにふるえる心も エロスの働きだ
エロスが働くと 誰も孤独に耐えられない
ぼくらはいま エロスの世界に生きている
鳥も花も蝶も エロスの世界に生きている
エロスは 生きる力 野生の力 本能の力
エロスから いのちの未来が生まれてくる
憧れのなかに人生がある
未来がある
人生は
憧れをめざす未来への旅
生きていくことは
憧れを実現させていくことだ
心の求めるものが
未来への羅針盤になる
心の求めるものが
未来の地平を切りひらく
なにを選ぶかによって
未来は変わる
好きなものを見つけよう
好きなものを発見しよう
憧れのなかに未来がある
人生がある
草木のめぶきや
季節のめぐりにも関心をもとう
小鳥のさえずりや
季節の花にも関心をもとう
空の眺めや
雲のかたちにも関心をもとう
海の突堤や
カモメの飛翔にも関心をもとう
関心の領域をひろげると
春はひかりに満ちてくる
美しい音楽や
詩の言葉にも関心をもとう
戸外を歩いていたら
こんなモノローグが横ぎった
モノローグのなかにも
ぼくの憧れの源泉がある