新型ハリアーのエントリーグレード「S」です!内外装の加飾や装備が厳選されたスタンダードモデルとなります。
トヨタ・新型ハリアー S(ガソリン車:2WD)
>>ボディカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン
こちらの「S」グレードも他グレード同様に、「ハイブリッド車(2WD/E-Four)」と「ガソリン車(2WD/4WD)」が選択可能で、内装色は「ブラック」の1色のみ設定されています。新型ハリアーのラインアップでは唯一300万円を切るグレード(S・ガソリン車の2WDにおいて)ですのでこちらも注目です。
←新型ハリアー S@リヤビュー
※展示車両は、有償のボディカラーとスペアタイヤのみ選択された仕様(ディーラーオプションのサイドバイザー、フロアマット、ナンバーフレームが装着)となっていますので、「S」グレードの特徴が分かりやすいかと思います。
エクステリアでは、Sグレード専用デザインのパラボラ式の「3灯式LEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)」が装備されていますので、GやZグレードとは異なる表情に!また、LEDクリアランスランプは、細身で1本のシンプルなL字型ラインが採用されています(LEDデイタイムランニングランプは非設定)。
フロントバンパーのロアガーニッシュは、G/Zグレードに採用されていましたメッキガーニッシュ(加飾)が非装着となっていまして、ブラック樹脂素地パーツのものが装着されています。また、LEDフロントフォグランプも非装着(ディーラーオプションにて設定有)となりますので、通常フォグランプが備わる位置には裏側から塞ぐようにカバーが取付られています(バンパーとの一体造形ではなくカバーは分割されています)。
この他、細かな違いとしまして、フロントワイパーは「オート(雨滴感応式)」から「ウォッシャー連動式間欠(時間調整式)」となり、フロントドアグリーンガラスは「スーパーUVカット・IRカット・撥水機能付」から「UVカット機能付」になっています。
また、オートワイパー用センサー等が非装着となりますので、フロントウインドウ中央上部には単眼カメラのみが装備されています。…Sグレードでは、メーカーオプション設定のデジタルインナーミラーを装着しますとオートワイパー等が備わりますので、レインセンサーとカメラが追加されます。
ボディサイドにおいては、アウトサイドドアハンドルがSグレード専用の「カラード」仕様となり、フロント側のフェンダーライナー(ホイールハウス内のカバー)もG/Zグレードに標準装備の「吸音タイプ」ではなく、通常の樹脂仕様となります。→足元には、Sグレード専用の「225/65R17タイヤ&17×7Jアルミホイール(シルバー塗装)」が装着されています。
そして、リヤでは、フロント同様にリヤバンパーロアガーニッシュのメッキガーニッシュ(加飾)が未装着となっていまして、ブラック樹脂素地パーツで構成されています。また、マフラーカッターは、G/Zグレードに装着されている「楕円」型ではなく「真円」型となっていますのでこちらも要チェックですよ~っ!
※先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」は、Sグレードは唯一「オートマチックハイビーム(AHB)」が設定されています。こちらは自動でロー/ハイビームを切替を行う機能。→G及びZグレードでは「アダプティブハイビームシステム(AHS)」が標準装備となります。
新型ハリアー S@インテリア→
インテリアでは、4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが備わるメーターパネルがSグレードの特徴です(G/Zグレードでは7.0インチTFTカラー仕様)。同時に、Sグレード専用加飾としまして、メーターリングには「シルバー塗装」が採用されています。
そして、ステアリングホイール中央(ホーンパッド周り)の加飾部も、メーターリング同様に「シルバー塗装」(G/Zグレードではサテンメッキ加飾)となりまして、ステアリングスイッチ加飾も非装着(ピアノブラック塗装→ブラック樹脂素地仕様)となります。
チルト&テレスコピックステアリングも注目でして、Sグレードでは、新型ハリアーでは唯一電動調整式ではなく、手動操作の「マニュアル」仕様となっています。その為、ステアリングコラムの左側下にロック解除レバーが備わります。
この他、Sグレードでは、ワイパースイッチは「ウォッシャー連動間欠式用」となり、ライトスイッチは「フロントフォグランプ無車用」が採用されていますので、スイッチ部はシンプルな構造に。この他、運転席右側のスイッチパネルには、3灯式LEDヘッドランプ専用のマニュアルレベリング機能用スイッチ(ダイヤル式)が追加されます。
インストルメントパネルに目を向けますと、メタルラッチ加飾が省かれていることが分かります。パネル中央部のパイピングオーナメントやステッチデザインはG/Zグレード同様に採用されています。ステッチ等はホワイト色で統一されていますので、シンプルな仕上がりとなっていますよ~!→エアコンに内蔵される「ナノイーX」はSグレードでは非装着。
>>Sグレードの内装色「ブラック」では、G/Zグレードとは異なり、ピラーガーニッシュ及びルーフが「グレー」色となるのもポイント。そして、インナーミラーは、通常の鏡面仕様となる「防眩式インナーミラー」が標準装備となっていますのでベース部の形状が異なっています。
今回、パネル加飾(オープントレイサイドパネル/センターコンソールアッパーパネル/ドアスイッチベースパネル(フロント・リヤ))は、「ブラック(パネル加飾なし)」仕様となり、コンソールカップホルダーとフロントドアスイッチベースもブラックメタリック塗装(G/Zグレードではサテンメッキ加飾)となっていますので要チェックです!
フロントドア及びリヤドアのトリム部は、G/Zグレード同様に合成皮革仕様となっていますが、インナードアハンドル周りはパイピングオーナメントやステッチ加工無しとなっていましてシンプルなデザイン構成となっています(インナードアハンドルは他グレード同様にメタル仕様)。
そして、「S」グレードでは、フロントドアスピーカーブランケットが、ブラック色の樹脂素地仕様(加飾無し・車名ロゴも未装着)となり、フロントのドアスカッフプレートも樹脂仕様(オーナメント無し・車名ロゴ無し:Sグレード専用形状)となっています。
今回、フロントシートは、Sグレードのみ手動式の「運転席6ウェイマニュアルシート(前後スライド+リクライニング+シート上下)」が採用されています。この為、シートサイドには、リクライニング用レバーと、シートリフター用レバー(ラチェット式)が備わり、シート下部にはバータイプのスライド解除レバーが備わります。
>>シート表皮は、「S」グレード専用の全面「ファブリック」仕様でして、ホワイト色のステッチが施されています。→フロントアームレストやリヤアームレストの機能は通常モデル同様。シートセンター部のアクセントデザインは非採用。
ラゲッジルームでは、G/Zグレードで採用されていましたデッキボード裏面の吸音材が、Sグレードでは未装着となっています(2分割仕様は共通)。→展示車両は、スペアタイヤ(応急用 T165/80D17ST)が装着されていますので、デッキボード下収納とタイヤパンク応急修理キットが非装着となっています。
この他、「S」グレードではパワーバックドアも非装着となりますので、開閉スイッチ及び注意ステッカーが備わっていた部分(左右2か所)には、バックドアを閉める為のドアグリップ(Sグレード専用デザイン)が装備されています。同時に、バックドア用のダンパーも手動用のものが採用されているのでこちらも要チェックです!