レコーディング三昧

夏のスタジオX[iksa]オープンであわただしい中レコーディングしたCDを先月末のX[iksa]10周年ツアー初日にようやくリリースできました。

Histoire de X[iksa]～X[iksa]10年の軌跡～　(イストワール　ド　イクサ）

メインで収録しているHistoire du Tango (タンゴの歴史）にかけたタイトルです。

SOLD OUTとなったファーストアルバムに収録していたモンティの「チャールダーシュ」の新アレンジ、X[iksa]の初リサイタルで演奏したダマーズの「ソナタ」、ドビュッシーの「月の光」やクライスラーの「愛の喜び、悲しみ」など長年演奏してきたX[iksa]オリジナルアレンジによる作品、二人が敬愛する世界的作曲家・細川俊夫さんとの協働によりアレンジしたヴァイオリン＆ハープ版「弧のうた」、「タンゴの歴史」全4曲が収録されています。


リリースが無事にツアー初日に間に合いほっとしたのもつかの間、11月中旬には個人的なご依頼をいただき7曲をアレンジから行いレコーデイングしました。


そして先週は来年1月に発売予定のCDのレコーディングを行いました。
2日間しかレコーディングの日程が取れず、朝9時～夜10時までランチ休憩以外はひたすら弾き通しでかなりハードでしたが2日目も22時撤収ぎりぎりまでかかって無事に収録曲全曲録り終えることができました！

体力的にも精神的にもかなり追い詰められながらの2日間でしたが、ホールに隣接されたイタリアンが思いがけずとてもレヴェルが高く、このランチのおかげで乗り切れたといっても過言ではないくらいです。満腹になると演奏に支障があるからと量を減らしていただいたり色々なリクエストに快く応じてくださいました。自宅からは車で1時間ほどかかる場所ですが改めてお食事だけのために行ってみたいと思います。








ハードな2日間でぐったりでしたが一晩寝て復活！翌日からソロのステージ、レッスンとおかげさまで元気に活動しています。

気が付けばあっという間に12月！
今月は鳥取の地震の影響でキャンセルになった公演もありますが、前半にソロのステージをいくつかこなした後は武満徹室内楽コンサートからクリスマスまで気合で乗り切りたいと思います。


いよいよ本格的に寒くなってきましたが皆様もお体にお気をつけてお過ごしください。