カフェメニューは昨年のニューイヤーと同じくターフェルシュピッツ、ザッハトルテをご用意しました。
ターフェルシュピッツは牛肉を5時間以上かけてゆっくりと煮込みます。
今年は牛肉と一緒に煮込んだお野菜はじゃが芋だけをお肉に添え、残りはフードプロセッサーにかけてスープにしました。
ザッハトルテはウィーンの本家本元、ホテル・ザッハにも行ったことのある辺見さんが今年も担当してくれました。
今回改めてホテル・ザッハとは別のウィーン王室御用達の老舗のものを購入して研究しましたが、期待しすぎていたせいか思ったほどではなくスタジオの方が断然!美味しく仕上がりました!
写真を撮り忘れましたが、いわゆるウィーンナー・コーヒー、アインシュペナーもご用意しました。
そして2月2日のモーツァルトのヴァイオリンソナタ全曲コンサートでも今回初めて!お料理担当しました!
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタのコンサートシリーズは私が関西の仕事等でスタジオにいない時に開催してきましたが今回はちょうどレコーディングもあって松江滞在中だったため5回目にして初めて参加出来ました。
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタをじっくり聴いたことはほとんど記憶になく、また今回はガット弦でピッチを下げた楽器での演奏が聴くことが出来たり、8歳のまだ幼いモーツァルトの作品を聴くことができたりとても楽しくて勉強になりました。最終回の3月23日は私は松江にいませんが、山陰の方はぜひスタジオにお越しください!
何を作ろうか迷いましたが、モーツァルトが好きだったシュニッツェルに決定!
シュニッツェルは牛肉を使うことが多いのですがモーツァルトは豚肉のシュニッツェルが好きだったということで今回は豚肉にしました。お肉叩きを使って筋を切るのでとても柔らかく、仕上げに加えるバターがとても良い香り!
豚肉はあまり好きではない私も我ながら美味しかったです。
スイーツメニューは初挑戦のアプフェルのシュトゥルーデル!
焼きたてはシュトゥルーデル生地がパリッとして、寒い季節にぴったりです。
ワインに蜂蜜、レモン、シナモン、クローブなどのスパイスを入れたグリューワインもご用意しました。
今回の松江滞在中にはハープを弾いている時間以外はウィーン料理ばっかり作っていました(笑)
京響のヨーロッパツアーでアムステルダムに行った時、コンセルトゲボウのお隣のカフェのシュニッツェル、カナダのトロントにある作曲家Michael Pepaのお家でいただいたシュトゥルーデルの味を懐かしく思い出しました。
…!!…でも、私、まだ一度もウィーンには行ったことが無いのです!!
いつかウィーンに行って現地の老舗で答え合わせができる日が楽しみです!
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