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本年もよろしくお願いいたします。 (r)
2006-01-20 13:26:25
遅ればせながら、本年もよろしくお願いいたします。



>杉本の作品の主役は光です。



更に推し進めて「時間」を加えたいように思います。



マダム・タッソーの蝋人形を撮影するのに30分、劇場シリーズに至っては(多少の誇張があるかもしれませんが)、一枚の写真の中に一本の映画の開始から終了までの時間(2-3時間ということになるでしょうか)が詰まっているといいます。つまり、あの画面の光は、2-3時間分の画面の微細な動きの集合によって生み出されたものだそうです。





この、撮影にかける「時間」のことを知って、杉本氏の一枚一枚の写真にこめられた不思議な「重み」の理由がわかったような気がしました。



>これまでにこの美術館で開催された展覧会でも最上かと思います



同感です。



今回、杉本氏は展覧会の準備に際して、会場構成についても積極的にかかわったと聞きます。作品のクオリティーはもとより、とても居心地の良い、すばらしい展覧会場でした。
 
 
 
Re.本年もよろしくお願いいたします。 (はろるど)
2006-01-22 00:09:16
rさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

またこちらこそ今年もよろしくお願い申し上げます。



>更に推し進めて「時間」を加えたいように思います。



そうですよね。

ご指摘の通り、「劇場」などは特に時間が凝縮されていましたよね。

一見ただの真っ白な画面なので「これは何だろう?」と思ってしまいますが、

実は何と時間が閉じ込められている!

杉本さんの制作の様子を捉えたビデオも流されていましたが、

一つの写真にかける時間や手間などが非常に丁寧でした。

自然光を使うというのも嬉しいですよね。



>会場構成についても積極的にかかわったと聞きます。作品のクオリティーはもとより、とても居心地の良い、すばらしい展覧会場



まさに完璧ですよね。あれは。

恐くなるぐらいでした。

あのクオリティーはそう望めないでしょう。

その意味でも稀有な展覧会だったと思います。
 
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