コメント
こんばんは
(
lysander
)
2005-02-26 00:47:45
TBとコメントありがとうございます。
逆さの『車輪』はよかったですよね。同じよ
うに『瓶乾燥機』にも『泉』にも、そのフォ
ルムにある美しさを感じました。もちろんそ
れは、古典的な美術工芸品に感じるものとは
違った感覚ですけれど...
『アート』というか...
そういえば『泉』を指してみなさん『便器』
と言いますが、男性用なので『朝顔』と呼ぶ
方がぴったりかもしれません。そうしたら、
あの白い光沢と球面状の格好が、少しは気の
効いたものに見えるかも...
# んなわけないですか...
いつもながらきちんとまとめられていますね。
私はいつも発散してしまって(自分でも)何が
言いたいのか分からなくなることが、しばし
ばです...(^^;
拝読しました
(
おけはざま
)
2005-02-26 02:34:56
こんばんは.
記事,拝見しました.
>比較対象としての観点ばかりに焦点が合わされて、デュシャンの芸術観を逆に損なうことになっているのではないかと感じます。
「デュシャンの芸術観」ってイイですね.はろるど・わーどさんの鑑賞のポイントがよくわかります.
今日,横浜に行くのですが,横浜美術館にはよれません.(泣)
なんとか会期中にいきたいなあ.
なんともすごいアーティスト
(
自由なランナー
)
2005-02-26 10:07:30
こんにちは。
デュシャン、なんともすごい人ですね。私は理解できない部分が多すぎて、純粋に楽しみながらみていました。他のアーティストとの対比も、深く考えないで「ふ~ん」って感じで。
時間があれば再訪したいです。
車輪
(
はろるど・わーど
)
2005-02-27 00:24:01
lysanderさん、早速のコメントとTBをありがとうございました。
>逆さの『車輪』はよかったですよね。同じように『瓶乾燥機』にも『泉』にも、そのフォルムにある美しさを感じました。
私は何故か「車輪」だけから美しさを感じました。
「泉」は何度も何度も作品の廻りをグルグルして、
何かを感じとろうとしましたが無理でした。
レディ・メイドとして、先入観を持たないで「泉」を観ても、
どうしても駄目なのです…。
lysanderさんとは逆に美術工芸としてなら何かを感じたかも…。
う~ん、難しいです。
>男性用なので『朝顔』
確かにそうですね。全然気がつきませんでした…。
まだまだ見方が甘かったです…。
Re.拝読しました
(
はろるど・わーど
)
2005-02-27 00:28:41
おけはざまさん、コメントありがとうございます。
>「デュシャンの芸術観」
よく分からないで書いたので、偉そうなことは言えないのです…。
失礼しました…。
>なんとか会期中にいきたいなあ.
是非是非どうぞ!
記事にも書きましたが、
私は、ある意味で「痕跡」や「フルクサス」以上の衝撃を受けました。
おけはざまさんがどのようにご覧になるのか楽しみです…。
遊び
(
Tak
)
2005-02-27 00:42:15
TBありがとうございました。
>初めのセクションにあった「階段を降りる裸体」などは、どれも素晴らしいものでした。
初めの頃の「絵画」は素晴らしいと素直に思えます。
「階段を降りる裸体」をあの時代に描いたことは
まさに天才というか、流れをしっかり汲んでいて
理解し表現する能力が彼にあった証です。
ほんとあれは凄いです。もう一度この作品だけ観たい。
で、それ以降は「遊び」なんですよね。
チェスと同じ。でも私が遊ぶのとは当然
わけが違うわけで・・・
あれこれ「解釈」が付きまとったり
周りが放っておくわけないわけで。。。
遊びは益々エスカレート。
そして答えは謎のまま。
彼の投げた球はストライクゾーンが
極端に狭いんです。きっと。
もしくはストライクゾーンが存在しない
(打ち返すことの出来ない球)んだと
理解できない私は勝手に解釈しています(^^ゞ
Re.なんともすごいアーティスト
(
はろるど・わーど
)
2005-02-27 00:46:07
>デュシャン、なんともすごい人ですね
そうなのです。
その凄さだけがやたらと伝わってきて、
肝心なものがあまり伝わって来ない…。
謎めいてます。デュシャン…。
こちらからもTBさせていただきます。
Re.遊び
(
はろるど・わーど
)
2005-02-27 01:01:29
Takさん、こんばんは。
>もう一度この作品だけ観たい。
本当にそうですよね。
「泉」を観てわけが分からなくなった所へ、
ガーンと強烈に響いてくるパワーを感じました。
後ろにあった作品など、観るのも忘れてしまうほど(失礼!)凄い作品です。
>それ以降は「遊び」
う~ん、そうですか…。
「遊び」を馬鹿正直に、それこそ解釈や意義を見いだそうとしたので、
頭が混乱してしまったのかもしれません。
>そして答えは謎のまま。
素敵な表現ですね!
謎は謎のままにしておく…。
確かにそういうものもありなのかもしれません。
頭が硬すぎました…。
遅くなりました
(
DADA.
)
2005-02-27 12:00:59
こんにちは、TBとBBSへの書き込み感謝です!
ちょっと反応が遅くなりました(昨日はさすがにクタクタだったので・・・)
さっそく記事を拝見いたしました。
たしかに「デュシャン後」よりも「デュシャン前」の作品といっしょの」展示のほうが、デュシャンを「理解」することに近付けただろうなぁ、と、このあたりの件に大変共感いたします。
僕のblogに書かなかった、というか書き忘れたのですが、「階段を降りる裸体」から「泉」への劇的な方針転換がどうにも腑に落ちなくて、掲示されていたデュシャンの年表を確かめて見たのですが、うろ覚えですが、何だかの企画展に「階段を降りる裸体」を出展したらバッシングされたらしいです。
それがデュシャンが美術界に反旗を翻すような作風のきっかけをもたらしたのかなと思えて、納得と憤りとを感じてしまいました。
アートの概念をある部分で「壊した」ことはたしかにデュシャンの大きな功績かも知れないですが、それはあくまで「壊した」のであって決してビルドアップしたわけではないと考えてます。
そこから始まるインスピレーションもあるでしょうが、そこから始まることこそ重要な作品というのはどうかな、とも思うのです。今回出展されていた「デュシャン後」の作品にはそういうものが多いように見受けられました。
・・・長々と失礼いたしました。。。
Re.遅くなりました
(
はろるど・わーど
)
2005-02-28 01:11:14
DADA.さんこんばんは。
コメントありがとうございます。
>「階段を降りる裸体」を出展したらバッシング
バッシングがデュシャンの創作を「泉」の方向へ押してしまったのなら、私も確かに残念に思います。
特に「階段~」を見れば見るほどそうです。
キュピズムに荒々しいまでの「動き」を注入したあの作品が、
その後どのような形になっていったのかが大変気になります。
>「壊した」のであって決してビルドアップしたわけではない
難しいですよね…。
デュシャンが後の芸術家に多くのインスピレーションを与えたことは事実としても、
その原点となった「重要な作品」は、
決して作品そのものとしての強度があるわけではない…。
意義解釈と作品自体(今まで作品自体なんて思ったこともありませんでしたが…。)が、
これほどまでに乖離しているのを感じたのは初めてです。
>長々と失礼いたしました。。。
とんでもありません!
いつも考えさせられることばかりです!
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逆さの『車輪』はよかったですよね。同じよ
うに『瓶乾燥機』にも『泉』にも、そのフォ
ルムにある美しさを感じました。もちろんそ
れは、古典的な美術工芸品に感じるものとは
違った感覚ですけれど...
『アート』というか...
そういえば『泉』を指してみなさん『便器』
と言いますが、男性用なので『朝顔』と呼ぶ
方がぴったりかもしれません。そうしたら、
あの白い光沢と球面状の格好が、少しは気の
効いたものに見えるかも...
# んなわけないですか...
いつもながらきちんとまとめられていますね。
私はいつも発散してしまって(自分でも)何が
言いたいのか分からなくなることが、しばし
ばです...(^^;
記事,拝見しました.
>比較対象としての観点ばかりに焦点が合わされて、デュシャンの芸術観を逆に損なうことになっているのではないかと感じます。
「デュシャンの芸術観」ってイイですね.はろるど・わーどさんの鑑賞のポイントがよくわかります.
今日,横浜に行くのですが,横浜美術館にはよれません.(泣)
なんとか会期中にいきたいなあ.
デュシャン、なんともすごい人ですね。私は理解できない部分が多すぎて、純粋に楽しみながらみていました。他のアーティストとの対比も、深く考えないで「ふ~ん」って感じで。
時間があれば再訪したいです。
>逆さの『車輪』はよかったですよね。同じように『瓶乾燥機』にも『泉』にも、そのフォルムにある美しさを感じました。
私は何故か「車輪」だけから美しさを感じました。
「泉」は何度も何度も作品の廻りをグルグルして、
何かを感じとろうとしましたが無理でした。
レディ・メイドとして、先入観を持たないで「泉」を観ても、
どうしても駄目なのです…。
lysanderさんとは逆に美術工芸としてなら何かを感じたかも…。
う~ん、難しいです。
>男性用なので『朝顔』
確かにそうですね。全然気がつきませんでした…。
まだまだ見方が甘かったです…。
>「デュシャンの芸術観」
よく分からないで書いたので、偉そうなことは言えないのです…。
失礼しました…。
>なんとか会期中にいきたいなあ.
是非是非どうぞ!
記事にも書きましたが、
私は、ある意味で「痕跡」や「フルクサス」以上の衝撃を受けました。
おけはざまさんがどのようにご覧になるのか楽しみです…。
>初めのセクションにあった「階段を降りる裸体」などは、どれも素晴らしいものでした。
初めの頃の「絵画」は素晴らしいと素直に思えます。
「階段を降りる裸体」をあの時代に描いたことは
まさに天才というか、流れをしっかり汲んでいて
理解し表現する能力が彼にあった証です。
ほんとあれは凄いです。もう一度この作品だけ観たい。
で、それ以降は「遊び」なんですよね。
チェスと同じ。でも私が遊ぶのとは当然
わけが違うわけで・・・
あれこれ「解釈」が付きまとったり
周りが放っておくわけないわけで。。。
遊びは益々エスカレート。
そして答えは謎のまま。
彼の投げた球はストライクゾーンが
極端に狭いんです。きっと。
もしくはストライクゾーンが存在しない
(打ち返すことの出来ない球)んだと
理解できない私は勝手に解釈しています(^^ゞ
そうなのです。
その凄さだけがやたらと伝わってきて、
肝心なものがあまり伝わって来ない…。
謎めいてます。デュシャン…。
こちらからもTBさせていただきます。
>もう一度この作品だけ観たい。
本当にそうですよね。
「泉」を観てわけが分からなくなった所へ、
ガーンと強烈に響いてくるパワーを感じました。
後ろにあった作品など、観るのも忘れてしまうほど(失礼!)凄い作品です。
>それ以降は「遊び」
う~ん、そうですか…。
「遊び」を馬鹿正直に、それこそ解釈や意義を見いだそうとしたので、
頭が混乱してしまったのかもしれません。
>そして答えは謎のまま。
素敵な表現ですね!
謎は謎のままにしておく…。
確かにそういうものもありなのかもしれません。
頭が硬すぎました…。
ちょっと反応が遅くなりました(昨日はさすがにクタクタだったので・・・)
さっそく記事を拝見いたしました。
たしかに「デュシャン後」よりも「デュシャン前」の作品といっしょの」展示のほうが、デュシャンを「理解」することに近付けただろうなぁ、と、このあたりの件に大変共感いたします。
僕のblogに書かなかった、というか書き忘れたのですが、「階段を降りる裸体」から「泉」への劇的な方針転換がどうにも腑に落ちなくて、掲示されていたデュシャンの年表を確かめて見たのですが、うろ覚えですが、何だかの企画展に「階段を降りる裸体」を出展したらバッシングされたらしいです。
それがデュシャンが美術界に反旗を翻すような作風のきっかけをもたらしたのかなと思えて、納得と憤りとを感じてしまいました。
アートの概念をある部分で「壊した」ことはたしかにデュシャンの大きな功績かも知れないですが、それはあくまで「壊した」のであって決してビルドアップしたわけではないと考えてます。
そこから始まるインスピレーションもあるでしょうが、そこから始まることこそ重要な作品というのはどうかな、とも思うのです。今回出展されていた「デュシャン後」の作品にはそういうものが多いように見受けられました。
・・・長々と失礼いたしました。。。
コメントありがとうございます。
>「階段を降りる裸体」を出展したらバッシング
バッシングがデュシャンの創作を「泉」の方向へ押してしまったのなら、私も確かに残念に思います。
特に「階段~」を見れば見るほどそうです。
キュピズムに荒々しいまでの「動き」を注入したあの作品が、
その後どのような形になっていったのかが大変気になります。
>「壊した」のであって決してビルドアップしたわけではない
難しいですよね…。
デュシャンが後の芸術家に多くのインスピレーションを与えたことは事実としても、
その原点となった「重要な作品」は、
決して作品そのものとしての強度があるわけではない…。
意義解釈と作品自体(今まで作品自体なんて思ったこともありませんでしたが…。)が、
これほどまでに乖離しているのを感じたのは初めてです。
>長々と失礼いたしました。。。
とんでもありません!
いつも考えさせられることばかりです!