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日本のアールヌーボー展
(
いづつや
)
2005-11-04 15:20:21
はろるどさん、こんばんは。昨日、後期の作品をみるため、東近美に出かけました。2回目です。ラッキーなことに無料でした。案内の人によると例年、文化の日はお金を取らないで公開しているそうです。知りませんでした。
世紀末のアールヌーボー、クリムト、シーレの作品に大変魅せられてます。これらは日本の琳派や浮世絵の影響を受けてますから、興味は尽きません。今回は逆輸入のアールヌーボーが日本でどんな展開をしたかを知るいい機会でした。
板谷波山がひょんなことで背中を押してくれたのですが、中の作品をみて、本当に見逃さずによかったと思いました。収穫は琳派の図案家、神坂雪佳の装飾性豊かな意匠をたっぷり楽しめたことと、好きな画家、岸田劉生の絵を見れたことです。岸田の静物画は魅力がありますね。対象物の質感がよくでてます。バーナード・リーチを描いた絵も上手ですね。いい企画展でした。
Re.日本のアールヌーボー展
(
はろるど
)
2005-11-05 23:20:10
いづつやさん、こんばんは。
大観の後期、もうご覧になられましたか!
今度、ドイツの写真展と一緒に行こうかと思っています。
>ラッキーなことに無料でした。案内の人によると例年、文化の日はお金を取らないで公開しているそうです。知りませんでした。
これは私も初耳です。
HPなどにも告知されていたのかもしれませんが、
見落としておりました。
>今回は逆輸入のアールヌーボーが日本でどんな展開をしたかを知るいい機会でした。
逆輸入の観点においてアール・ヌーヴォーを見ると、
また面白い展覧会になりますよね。
こんなところでこんな繋がりが…、という発見の連続でした。
>好きな画家、岸田劉生の絵を見れたことです。岸田の静物画は魅力がありますね。対象物の質感
岸田劉生、私も最近とても好きになってきました。
何を見ても、本当に良く描けているというのか、
それこそ仰られる通り、
質感の妙味、特に油彩の豊かな表現が素晴らしいと思います。
遅ればせながら
(
アイレ
)
2005-11-18 00:27:35
はろるどさん、こんにちは。
「日本のアール・ヌーヴォー」後期展示の感想をようやくアップしましたのでTBさせていただきました。
ジャポニズムに影響を受けたアール・ヌーヴォーから触発を受けた日本のアール・ヌーヴォー。何やら不思議な感じがしましたが、やはり日本なりの原点回帰であったり、新たな工芸への再構築であったりと興味深いものがありました。あくまでも模倣にならず独自のデザインに仕上がったのは流石ですね。惜しむらくは前期の橋口五葉の女性像も見たかったですね。
よろしければ拙ブログからリンクを貼ってもよろしいでしょうか?(一介のミーハー・ブログですが)よろしくお願いします。
Re.遅ればせながら,おめでとうございます!
(
はろるど
)
2005-11-18 01:12:34
アイレさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
>日本なりの原点回帰であったり、新たな工芸への再構築
そうですよね。
西洋へ行って、また形を変えて戻って来たと思ったら、
今度は自国にも影響を与えた。
仰られる通り、独自性を持ったところに価値があるのだと思います。
ヌーヴォー風の器など良い味わいでしたよね。
>拙ブログからリンクを貼ってもよろしい
嬉しいです!
大歓迎です!
こちらからも貼らさせていただきますね!
リンクの件、ありがとうございます。
(
アイレ
)
2005-11-18 21:40:08
はろるどさん、こんばんは。
リンクの件、ありがとうございます。
早速貼らせていただきました。これからもよろしくお願いします。
話を「日本のアール・ヌーヴォー」に戻しますが、橋口五葉が夏目漱石の装丁をしていたこともラファエル前派との繋がりを強く感じました。(確か「夢十夜」はラファエル前派に影響を受けた作品と聞いた事があります。)
橋口がラファエル前派との関連性が認められるのは意外と漱石の影響があったのかもしれませんね。(あくまでも私の推測ですが)
Re.リンクの件、ありがとうございます。
(
はろるど
)
2005-11-19 01:21:08
アイレさん、再度ありがとうございます。
>橋口五葉が夏目漱石の装丁をしていたこともラファエル前派との繋がりを強く感じました。(確か「夢十夜」はラファエル前派に影響を受けた作品と聞いた事があります。
そのような所にも影響を及ぼしておりましたか。
確かにラファエル前派から漱石、そして橋口とつなげれば、
その関連性が際立ってきますよね。
ご明察、納得です。
リンクの件もありがとうございました。
私も早速右のブックマークの所にいれさせていただきました。
今後ともよろしくお願いします。
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世紀末のアールヌーボー、クリムト、シーレの作品に大変魅せられてます。これらは日本の琳派や浮世絵の影響を受けてますから、興味は尽きません。今回は逆輸入のアールヌーボーが日本でどんな展開をしたかを知るいい機会でした。
板谷波山がひょんなことで背中を押してくれたのですが、中の作品をみて、本当に見逃さずによかったと思いました。収穫は琳派の図案家、神坂雪佳の装飾性豊かな意匠をたっぷり楽しめたことと、好きな画家、岸田劉生の絵を見れたことです。岸田の静物画は魅力がありますね。対象物の質感がよくでてます。バーナード・リーチを描いた絵も上手ですね。いい企画展でした。
大観の後期、もうご覧になられましたか!
今度、ドイツの写真展と一緒に行こうかと思っています。
>ラッキーなことに無料でした。案内の人によると例年、文化の日はお金を取らないで公開しているそうです。知りませんでした。
これは私も初耳です。
HPなどにも告知されていたのかもしれませんが、
見落としておりました。
>今回は逆輸入のアールヌーボーが日本でどんな展開をしたかを知るいい機会でした。
逆輸入の観点においてアール・ヌーヴォーを見ると、
また面白い展覧会になりますよね。
こんなところでこんな繋がりが…、という発見の連続でした。
>好きな画家、岸田劉生の絵を見れたことです。岸田の静物画は魅力がありますね。対象物の質感
岸田劉生、私も最近とても好きになってきました。
何を見ても、本当に良く描けているというのか、
それこそ仰られる通り、
質感の妙味、特に油彩の豊かな表現が素晴らしいと思います。
「日本のアール・ヌーヴォー」後期展示の感想をようやくアップしましたのでTBさせていただきました。
ジャポニズムに影響を受けたアール・ヌーヴォーから触発を受けた日本のアール・ヌーヴォー。何やら不思議な感じがしましたが、やはり日本なりの原点回帰であったり、新たな工芸への再構築であったりと興味深いものがありました。あくまでも模倣にならず独自のデザインに仕上がったのは流石ですね。惜しむらくは前期の橋口五葉の女性像も見たかったですね。
よろしければ拙ブログからリンクを貼ってもよろしいでしょうか?(一介のミーハー・ブログですが)よろしくお願いします。
コメントありがとうございます!
>日本なりの原点回帰であったり、新たな工芸への再構築
そうですよね。
西洋へ行って、また形を変えて戻って来たと思ったら、
今度は自国にも影響を与えた。
仰られる通り、独自性を持ったところに価値があるのだと思います。
ヌーヴォー風の器など良い味わいでしたよね。
>拙ブログからリンクを貼ってもよろしい
嬉しいです!
こちらからも貼らさせていただきますね!
リンクの件、ありがとうございます。
早速貼らせていただきました。これからもよろしくお願いします。
話を「日本のアール・ヌーヴォー」に戻しますが、橋口五葉が夏目漱石の装丁をしていたこともラファエル前派との繋がりを強く感じました。(確か「夢十夜」はラファエル前派に影響を受けた作品と聞いた事があります。)
橋口がラファエル前派との関連性が認められるのは意外と漱石の影響があったのかもしれませんね。(あくまでも私の推測ですが)
>橋口五葉が夏目漱石の装丁をしていたこともラファエル前派との繋がりを強く感じました。(確か「夢十夜」はラファエル前派に影響を受けた作品と聞いた事があります。
そのような所にも影響を及ぼしておりましたか。
確かにラファエル前派から漱石、そして橋口とつなげれば、
その関連性が際立ってきますよね。
ご明察、納得です。
リンクの件もありがとうございました。
私も早速右のブックマークの所にいれさせていただきました。
今後ともよろしくお願いします。