谷根千 桜と気まぐれ!

1日1回は感動しよー!をモットーに本音と建前を織り交ぜながら書くぞー!

発表会本番

2010年09月05日 12時47分25秒 | チェロから広がる
発表会は5回目です。
今回出演者は10人位しかいなくて少しさびしかったのですが、チェロアンサンブルが多くて楽しめる構成でした。
これまでの発表会と比べて大きな変化がありましたよ。

危ういなー、練習不足だなーと思う箇所をなるべく埋めるべくぎりまで練習するのですが、本番に間に合わない箇所は当然残ります。
これまではそういう箇所を、本番でひょっとして上手くいくかも知れないと神が舞い降りるのを期待して望んでいました。
もちろん今回も上手くいけば行ったで結果おーらいですけど、練習で上手くいっていない所は失敗しても当然だなと受け止められるようになりました。

気にしなければいけないのは、思いもかけない箇所で失敗した場合です。
それは自分で万全と思っていたのは勘違いでやはり練習不足という事でなぜそうと思い込んでいたのか反省が必要です。
往々にして運指が難しくない箇所がそういうところですね。
昨日の発表会でもバッハの最後の数小節で弾けなくなって演奏が止まってしまいました。
他にもたくさん失敗ありますけど、それらは練習時から危ういと自覚していたところなので冷静に受け止め反省はしますがくよくよしなくなりました。(話変わるけど、「くよくよ」って変な言葉。なんだろね)
最後演奏がとまっちゃった事についてはこれから考えます。

よかったところもあって、こういう音楽にしたいというのが全部じゃないですけどある程度出来たかな。
完全じゃないけどイメージするテンポで弾けたというのも大きかったです。
人に聴かせられる演奏という意味では全然ダメダメですけど、発表会で弾いた意味はあったな。


アンサンブルは結構よかったと思います。
クレンゲルは細かい所抜きにすれば結構人に聴かせられるレベルで演奏できたと思います。
もっともっと上手くなるような気がします。
個人的には他パートの音すべてが聴こえて演奏できるようになったのが嬉しかったです。
ただ他のメンバーに指摘されたのですが、タイミングはからなくちゃいけない所で顔を見てくれなかったというのが反省点です。

教室のみんなと合奏したフランクは全体的に上手くいったと思います。
2回しか合わせてなくて、しかも問題ありだったのですがこの1週間で皆すごい上達しました。
ただ、個人的にはこの曲はくよくよしているんですよね。
譜面読み飛ばしてしまって落ちて、一番の聴かせどころのGを弾けなかった...。
リハーサルが本番だったらなー。

最後にみんなで合奏したヘンデルは当日のみ練習で初心者の方も居たのですが、とても美しい演奏だったと思います。
担当パートが簡単だったという事と一番後ろで演奏したという事で他の人の演奏全部が見えて聴こえて聴衆としても楽しめました。
時々間違った音だしちゃった人とかいたけど、各パートのバランスもよく人に聴かせられる演奏だったと思います。


最後に思ったこと。
発表会の延長線上にコンサートがあると思っていましたけど必ずしもそうじゃないんですよね。
コンサートと変わらない程レベルの高い発表会は、それはそれで素晴らしいですけど
ともするとチャレンジしないで安全な曲や演奏方法を選択してしまうかもしれません。
今回自分はバッハを失敗しましたけど、自分ではやはりあのテンポで弾きたかったのでよかったと思います。
テンポ落としていれば失敗なくまとめられた可能性は高いですけど、上手く弾けたと満足してしまうと思うんですよね。
やはり、たとえ失敗して悔しいと思っても自分の目標にチャレンジしたほうが、これからのチェロライフは絶対楽しくなると思うんですよね。
開放弦のボウイングやスケールは永遠のチャレンジです。


演奏は失敗したけど得るものが多かった演奏会の打ち上げは盛り上がりましたよ。
同じ教室の人と会うのはこの機会ぐらいしかなく、なかなか顔と名前が一致しないのですが、
発表会も5回となると皆さんの事わかってきて色々お話できるようになりました。
めちゃ楽しかったです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿