幸福の条件 (負のエネルギーを受けない方法)。私たちは、心の痛みの中にいることを肉体の痛みの訴えによって知覚します。心と肉体はいつも同じようなパターンをたどります。これが病は氣からというゆえんです。たとえば心身症の人は、自分が確かに不愉快だという最初の兆候を深刻な病気だと思い込みます。同じように、あなたもまた、似たような感情の動きを感じることによって、自分は苦悩していると認知します。たとえばうつ状態に悩む多くの人は、疲れを抑うつ症状だととらえます。夜よく眠れなかったり、働きすぎのために感じる疲労感をうつの兆候だと考えてしまうのです。このような感覚と間違った現実との関係性を手放すためには、こうした解釈をやめるしかありません。悲しみにどっぶり浸かるのではなく、今感じているのは悲しみの負のエネルギーだと考えてみましょう。疲れのように、悲しみも癒すための手段があります。心配でいても立ってもいられなくなる代わりに、心配の負のエネルギーを感じているととらえてみましょう。すべての負のエネルギーは同じ方法で手放すこしができます。①深く息を吸い、静かに座り、あなたの身体の中にある感覚を感じます。②判断せず、ただありのままに感覚を感じます。③わき上がる感情、考え、エネルギーをそのままにします。これはしばしば、不安、怒り、恐れなどの心の傷に耳を傾けるということです。その声が言うことを言いたいままにしておきます。耳を傾け、何が起こっていのか理解します。④エネルギーが分散していくのを見守ります。ただし、完全に消化することは求めないことです。あなたの身体が許す限り可能な範囲でため込まれた負エネルギーを放つような行動をとりましょう。 数時間後、あるいは翌日、このプロセスを再度繰り返します。あなたは自分の心の在り方が好きですか? 自信をもって自分の心が好きだと答える人は少ないと思います。容姿が美しい人は、おうおうにして天からの授かりものをありがたく受け取っています。しかし、美しい人は外見だけで中身がないと思われていることを恐れていることが多いそうです。心のあり方を愛することは、最も難しいことなのかしれません。なぜなら、私たちは、常に心に振り回されていると感じているからです。何か問題が起こったときには特に、恐怖は心を乱しますし、憂鬱は心を落ち込ませます。怒りは、制御できないほどの嵐で、心をかき乱します。 古代の文明では、心は絶えず変化し、あてにならないものだという考え方が多数を占めていました。それをインドの例えでは、心を野生の像にたとえています。私たちは心を愛せるようにならなくてはなりません。私たちは、自分たちの力で平和と穏やかさを獲得する方法を考えなければなりません。その秘訣は、心を解放するにあります。心は解放され、自由を得た時、落ち着きを取り戻します。穏やかになり、調和をはかります。これは直感とは違うまた別のものです。野生の像にたとえれば、像を解放しても、飼いならすことはできません。像を解放したら、自由に走りまわるだけだろうと人は言うでしょう。しかし、この秘訣は、心にうまく機能することが検証されています。心は、私たちが制限し、コントロールしようとするから暴れるのです。しかし、もっと深いレベルでは心いつも静かな秩序を保っています。それは深海の表面が荒れていても、海底はいつも静かな状態であるのと同じです。そこでは、思考も衝動も、それぞれの人にとって最良の結果になるように働きます。幸福で健康な状態とは、心身ともにごく自然にバランスのとれた状態を指します。悲観性は、あなたを健康な状態から遠ざけます。あなたは日ごろ、他人の悪口を言ったり、人の不幸についておしゃべりすることが好きですか? 人のあら探しをしたり、批判したりする人と時間を過ごすことが多いですか? テレビのニュース番組で災害や悲惨なニュースをよく見たりしますか?
こうした否定的な物事とは関わらない方が賢明です。そういった事柄から離れ、もっとポジティブな事柄に関心を向けましょう。幸福をさまたげる要因として怠情があります。怠情とは古い習慣や環境に屈することです。失望や心配、トラウマ、不安、悲嘆の原因が何であれ、これらの状態は受動的な態度をとることで長引きます。「そうなのだから仕方ない」というのが怠情な人のモットーです。何もしないということが、実は物事が同じままであるよう自分で自分を訓練した結果であることに気づかなければなりません。自分の苦悩におぼれていませか? よく考える前に有用なアドバイスを突き返していませんか? 感情におぼれることと、立ち直ろうとするために感情と純粋に向き合うことの違いがわかりますか? あなたの苦悩のパターンを検討し、それを打ち破りましょう。 幸福の条件とはあなたが強い意思(氣)をもって一歩踏み出すことです。
８月３日(木) 京都で「気功指導」と「気功治療」を実施します。京都の東福寺の近くの「喫茶店メモリー」で「気功指導」と「気功治療」を実施します。 ８月３日(木) 時間 午後 １時～ ３時 場所は京都東福寺駅前の道を南へ（右へ）七分ほど歩いたところにある喫茶「メモリー」TEL 075 551 3567で行います。 料金は気功指導五千円、気功治療もされる方はプラス六千円です。参加が二回目以上の方は気功指導と気功治療両方受けられても五千円です。 参加希望の方は私の携帯TEL 090 8797 5850 の方へ連絡お願いします。