郵便歌会。

島なおみさんが主催している「郵便歌会」の第2回目に参加させていただいたのですが
その詠草を集めた歌集が先日届きました。
これ、かなりワクワクします。「とどいたー！」っていう感じがして。

第一回の題詠テーマは「赤いもの」だったそうで、
第二回の題詠テーマは「橙・オレンジ色のもの」。
橙色のものが読み込んであればokというルールです。

島さんが、参加者から届いた詠草を、和紙に筆ペン（ですよね？）で一首ずつ書き写して、橙色の表紙をつけて、和綴じ(!)してくださった詠草集を、参加者が閲覧して選歌し、終わったら郵便で次の参加者へと回してゆくのです。

（島さん、本当にお疲れ様です。ありがとうございます。）

ちなみに私が郵便で送る先はなんと北海道・・・！
歌集は全国津々浦々を旅しているようです。


ただねぇ、今回は自分の詠草の出来があまりにレベルが低くてねぇ。。。
orz　がっくり
いえね、たしか4日くらいで５首、すっごい急いで作ったんですよね（超いいわけ）
もうなんか自分の歌を読み飛ばすようにして選歌しました。。。

００８:飾（原 梓）

きらきらしき修飾語の洪水の中抜け出で静謐の詩（うた）に出逢う

007:ランチ（原 梓）

さみどりのランチョンマットを敷きし日の団欒の時間（とき）　思い出している

006:水玉(原 梓)

光る水玉川に見て入水せし太宰のこころを思いつつ、笑む

005:調

さながら明るく振舞っているかのような、変ホ長調めいた春だね

004:ひだまり

〈ひだまりの民〉なる名持つ玩具あり陽炎に溶けゆくがに揺るる

003：助（原 梓）

亡き祖父の火葬が終るまでの間に食みし助六寿司の甘さよ

002：一日（原 梓）

凪のごとき一日なれども来るべき風雨の気配つばくらめ告ぐ　　※一日＝ひとひ

001：笑（原 梓）

眩しさに疲れたような顔のままひたすら笑んでいた卒業式

題詠blog2009に参加します。（原 梓）

今年も走ってみることにしました。
正直今年は完走できるのかどうか、不安はありますが
気負わず行けるところまで頑張りたいです。
よろしくお願いします。