羽生おばけトンネル研究会 代表ブログ

おばけトンネル研究会の代表がジャンルフリーで徒然なるままに

シラサギ、アオサギ、そして「君たちはどう生きるか」

2024-05-20 18:34:00 | 徒然なるままに
2014年に亡くなった父は、晩年よく母に「シラサギが見たい」とねだり、母の運転する車でシラサギを見に行っていたそうだ。
そんな話を聞いてから、私も羽生市内をジョギングしていて、シラサギを見る度に父を思い出していた。

岩瀬を走っていて、林の緑を背景に静かに田んぼの水面すれすれに飛ぶシラサギとその水面に映った姿があまりにも美しい場面に遭遇したことがあった。

父を象徴とする存在であったが、ある日アオサギに出会った時、父が「シラサギを見たい」と言っていたのは、実はアオサギこそが父の象徴ではないか、と思うようになった。

アオサギを意識するようになったのは2021年頃だったと思う。
東京でも千鳥ヶ淵で遭遇したり、浅草近くの吾妻橋で私の上を飛ぶアオサギを見たこともあった。

「アオサギなんだよね」と宮崎駿氏が久しぶりに作ったという「君たちはどう生きるか」の映画ポスターを見ながら妻が言った。

私は身体に衝撃が走ったのを自覚した。「これは観なくては!」

というのも、私が10代の頃、父親から吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」を贈られたことがあったからだ。

そして地元の映画館でそれを観た時、さらに衝撃的な出来事があった。
映画の中で主人公の母親が息子にやはり「君たちはどう生きるか」をメッセージ入りで贈ったとわかる場面があったのだ。

それからというもの、私は自宅や帰省した高知の実家を探したが、ついに見つけることができなかったのだが、弟に贈ったものが見つかり、記憶通りメッセージが書かれていた。






私にとってはとても幸せな体験だった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽生おばけトンネル研究会 ゆるく始動しています

2024-05-19 21:19:05 | 羽生おばけトンネル研究会

HPの表面だけ作成しました。

羽生おばけトンネル研究会

 

YouTubeの動画も唐突にアップしております(笑)

秩父鉄道「羽生No11踏切」撤去

 

現在大利根砂利線をめぐる砂利業界の人々を調査し、深みにはまっているところです。

どうまとめてよいのやら・・・

 

15年前に地元の郷土史研究家の掘越先生に取材し、

郷土資料館への資料収集をしたにも関わらず、個人的な事情でしばらく調査を休止しておりました。

昨年から

国土交通省利根川上流河川事務所、関宿城博物館、鉄道博物館等への訪問で調査を再開。

 

何より、「国会図書館デジタルコレクション」、国土地理院の「地図・空中写真閲覧サービス」、

「G空間情報センター」による公図の閲覧、「官報情報検索サービス」(有料)等、

様々な情報収集ツールが存在していることで、調査・研究を進めやすくなっている現状もありがたいことです。

 

ホームページも表面だけで、土日だけの作業では本格稼働をするにはまだまだ時間がかかりそうですが、

個人的には課題が充実していてとても楽しい日々を過ごしております。

 

ご興味を持っていただいている方がいらっしゃいましたら、

どうか長い目で見守っていただければ幸いです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする