小鳥小説

たくさん笑って、時々泣いて、ちょっぴり感動してくれたらうれしいです。

34、はい、なにわ診療所です!

2009-06-05 13:41:20 | はい、なにわ診療所です!
診療所の中に恐そうなおっちゃんが入って来た、見るからに人相が悪く、蟹股の足を思いっきり開いて歩く姿はテレビで見た大トカゲのそのものだ…! おっちゃんは受け付けも通さずに診察室を覗くと、、 「オッ、先生!時間ありますか?」 と、右手を挙げて入っていった…いやなおっちゃん! 待合室の長椅子で晴ちゃんとガーゼをたたんでいた私は背中に向かって舌を出した。 「あの人何なん?」 晴ちゃんはクスッと . . . 本文を読む