４－２３ Bloodlines
「キメラの遺伝子」
華やかなカジノ・・・・1人の女性が車で帰宅しようとしていた。
いきなり女性の悲鳴が・・・
女性は上半身ははだけていて、下半身は下着だけで
民家に助けを求めに走っていった。
民家の窓ガラスに体当たりして防犯ブザーが鳴り響く
そのブザーで目を覚ました住人が警備会社へ連絡した。
ブラス警部、ニック、グリッソムが現場へ向かった。
女性は保護されたが足にはひどい傷。
身元は不明・・・
グリッソムは血が落ちているところをずっと歩いていくと
一台の車を見つける。ドアが開いたままだ。
車の中をみると、免許書があり、どうやらこの車の持ち主は
先ほど保護された女性のようだ。
近くにはブレーキ痕がない。なぜこんななにも無いところに・・
被害者は病院でレイプ検査を受ける。
キャサリンが担当することに。
女性の名前は、リンレイ・パーカー。カジノでピット・ボス
をやっている。
「４４６・・・ネバダのナンバー、ＳＵＶで、黒・・」
彼女は詳しく話し出す。
「帰宅しているところへ、ずっと後ろを一台の車がついていた。
追い越させようとしたら、ぶつかってきた。
向こうは怪我がないか聞いて謝ってきた。
そして・・・・・いきなり殴られ・・・・・レイプされた」
と。
犯人は顔を見ろと！言ったというのだ。
かなり具体的に説明をする気丈な被害者。
リンディはモンタージュを作る為協力する。
しかし、悪夢が甦り嘔吐するのだった。
キャサリンは彼女から聞いた車のナンバーなどで
調べるの。
採取された精液で過去のレイプ殺人のものと一致した。
過去の事件とは（去年の）
被害者は強姦されてその後殺された。リンレイが襲われた
現場からとても近いところで犯行が行われた。
靴のサイズも過去と今回の事件で採取した靴跡と同じ。
犯人と思われる男が警察へ連行された。
その男はトッド・クームス。
何人かの男を並べさせて、リンレイに確認させると
トッドを見て、「あの男よ！」と！
彼からＤＮＡを採取するのだが・・・・・
トッドの家から彼の靴を持ってきて靴跡を調べるが
一致しない。ＤＮＡも彼ではない。７つのアレルが一致し
犯人は彼の兄弟ではないかと。
トッドは釈放される。
釈放されたと聞いたリンレイは憤慨する。
私はちゃんと見たのよ！絶対彼が犯人。
そんな男を野放しにするの？彼女は自分を守るには
銃が必要という。
サラはトッドの家計図を調べることに。
クームスの兄弟たちに会いに行き、彼らから
ＤＮＡを採取する。
3男のケヴィンだけがまだ見つからない。
キャサリンがラボにいると携帯がなり、その相手は
リンレイだった。電話の向こうから大きな音がして、
そして悲鳴が・・・・
キャサリンが向かう。
リンレイは護身用に銃を買いにきたときに襲われたらしい。
そこには車だけが残っていて携帯も何もない。
ブラス警部はトッドの家へ向かうが、トッドは留守。
彼の妻の車で花屋へいったという。車の車種、ナンバーを
聞いてトッドを探す。
（これに平行して他の警官たちがクームス兄弟の居場所を
しらべる。）
ブラス警部は洗車場でトッドを見つけた。トッドは車のトランク
を掃除機で掃除していた。
彼に花屋へ行った時間などを聞くがはぐらかさる。
ブラス警部は彼が帰ったあと、掃除機の中身をしらべるよう
ＣＳＩを呼ぶ
リンレイの携帯にはＧＰＳ機能がついていることがわかり、
さっそくニックが調べる。するとＧＰＳに反応がありそして
動いていることがわかった。
キャサリンたちはＧＰＳが示す場所へいくのだが、やっとその地点
に着いたがなんと携帯が動いていたのは犬がくわえていたから
だったのだ。そして辺りを見回すと、そこには悲惨な光景が・・・
リンレイは襲われ、またレイプされ、殺されていたのだった。
サラとヴァルタンは3男のケヴィンの居場所を突き止めて
彼に会いに行く。ケヴィンが住んでいるところは、何も無い
砂漠のど真ん中。
トレイラーハウスをノックすると、いきなりケヴィンがライフル片手に
出てきたのだ。サラとヴァルタンも銃を構え、彼を取り押さえた。
caps/CSI-caps.com
その場所に黒のＳＵＶがあった。
ヴァルタンは取調室でケヴィンの事情聴取をする。
ケヴィンが聴取を受けていると、廊下でトッドが待っていた。
グリッソムが声をかける。兄のケヴィンが取り調べをうけて
いるから心配だと話す。
ケヴィンのところにあった車は犯行に使われたものと一致。
しかしトッドは「また早とちりでは？」と苦笑する。
ニックは連絡をもらった、掃除機のごみを調べる。
この中にはリンレイが働いていていたパームスのバッジが。
ＤＮＡを調べても一致しない・・・・
しかしリンレイの服についていた毛髪はトッドと一致した。
一緒にいたことはわかったがレイプの証拠がない。
グリッソムはトッドを上半身裸にして、写真をとっていると、
彼の体になにかの模様をみつけるのだ・・・・
すぐその模様が何なのか調べるグリッソム。
それは、キメラ・・・・
トッドは昔弟に骨髄を提供したのだが、拒絶反応を起こし
死亡してしまった過去があった。
トッドは特異体質なのだ・・・
１人なのに異なる２つのＤＮＡをもつ。
授精した二つの卵子が双子ではなく１人しか形成しない
ことが稀にある。
彼は遺伝子型が２つあるのだ・・・・
トッドは、最後に
「どうしても物にしたい女がいたらその女しかみえなく
なる。その女にはＮＯとは言わせない・・・・」
と、いう・・・・・
事件は無事に解決したのだが・・・・
サラが飲酒運転で・・・グリッソムが呼ばれる・・
