は な ぶ さ 製 作 所


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「地下鉄 (メトロ) に乗って」

2008-06-08 22:44:17 | 趣味と工芸
日曜映画劇場で「地下鉄(メトロ)に乗って」を観た。

でも映画のレビューや感想ではありません・・・。

私にも帰らなくなった人がいます。
時代も第二次世界大戦、たぶん東京大空襲だと思いますが、母と長女(姉)長男(兄)がいたそうです。そうそう、私は40後半のかなり恥かきっ子なんですね。 その戦争の時に見た事の無い母、姉、兄は死んだんだと思います。 戦争から帰った父は彼方此方探したそうですが行方は分からなかったそうです。 兄弟を戦争で亡くしたなんて、お前幾つだよって言われちゃうけど本当の話。
私を産んでくれた母は後妻で(といっても父しかいないんですが・・)、3人の男の子が出来るんですね、次男、三男、そして7つ離れた四男(私)。 その母も私が幼稚園の時に癌で逝き、しばらくして父は再婚、育ての親(母)が出来る。 これで終らず、今度は次男も私が小学校4年の時に病気で逝き・・。
なんとまぁ、波乱の人生だけど、それでもまぁ父と母には孫の顔を見せてやれたから良いかな・・。

なんて思いながらメトロに乗ってを観ています・・。


「地下鉄(メトロ)に乗って」
あらすじ: 衣料品の営業マンの長谷部(堤真一)は地下鉄の駅で父(大沢たかお)が倒れたという伝言を聞く。彼は地下道を歩きながら、暴君の父と口論して家を飛び出し、帰らぬ人となった兄のことを思い出していた。そのとき、彼の前を亡き兄に似た人影がよぎる。必死で追いかけて行くとそこはオリンピック景気に沸く昭和39年の東京だった。(シネマトゥデイ)

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