柳沢厚労相「産む機械」発言

なんだか盛り上がってます

辞任かも、みたいな

発言内容の全文を新聞で読んだところ、柳沢厚労相は小子化問題について極めてドライに、数学的な話をしたかったんでしょうね

人口が減ってる
↓
２０３０年に３０歳を迎える女性はすでに産まれている
↓
女性を機械に例えることは、はばかられるが、産む機械、装置とすると、２０３０年の装置の数はすでに決まっている
↓
装置の数が決まってるなら、一台あたりの生産数を、一人当たりが産む数を増やすしかない

という内容

問題がないわけやない

機械という言葉に拒否感を示すのもわかる

男かて「産ませる機械」と言われたら、ちょっとヤダ

女の人の産む苦労を考えたらさらに遺憾です

ただ「産む機械」という言葉に固執しすぎやないか？と思いまして…

確かに子供を産む側の女性の数が決まってるならば、なんらかの対策がないと小子化はさらに進むわけで。

そのことをわかりやすく数字を強調するために機械に例えたわけで

厚生労働省としての小子化対策を考える上で、数字的側面を置いては考えられないわけで

確かに公の場での公人の発言として、誉められた表現ではない

せやけど、揚げ足取りではなく、発言の真意を理解してあげることも必要な気もする

まぁ、立場が立場、というのもわかるけど

もっと怒らなあかん問題があるのに、真意でない失言に対して怒る暇があるのかなぁ…
真意で女は子供を産む機械なんや！子供さえ産んでたらええんや！みたいな考えをしてるなら別やけど

今回は、ある程度の国語力があれば、そんな風には聞こえない、と個人的には思います

表現がヘタクソなだけで

そういう意味で、批判は免れないが（表現が下手な大臣は適性に欠く、という見方もできる）他の問題と比較して騒ぎ方が大きすぎる気がしました

発言の真意を考えずに表現だけで批判して大騒ぎしてるような…
何かを隠すために騒いでるような…