大隠れん坊大会☆

チャッキー「も～、いいニャ～ッ？」

猫軍団「ま～だだニャ～ッ。」

チャッキー「鬼ごっこの鬼さんになってしまったニャ・・・。」

黄子ちゃん「ニャハハッ。ここなら絶対見つからないニャ。」

ハクちゃん「へへへ。あいつに俺様を見つけられるわけないぜっ！」

ハクちゃん「早く探しに来ね～かな？」

ブッチー（キョロ、キョロ＆ドキ、ドキ）「ぼ、僕見えてないよニャ？」

ＲＯＣＫ（心の声）「丸見えだよ・・・。」

ブッチー「ニャッ！チャッキーが近くまで来たニャッ！」

チャッキー「黄子ちゃ～ん！ハクちゃ～ん！ついでにブッチー！」

黄子ちゃん「・・・。」

チャッキー「おかしいニャ～？近くで黄子ちゃんの匂いがするのにニャ～・・・。」

黄子ちゃん「まだ気が付いてないニャ。鈍感猫ニャッ！」

チャッキー（クルッ）「い、今確かに黄子ちゃんの声がしたニャッ！！」

黄子ちゃん（車の下から）「危ないニャッ。見つかるところだったニャ・・・。」

チャッキー「ニャ～ン。一匹も見つからないニャ～・・・。」

ハクちゃん（心の声）「バ～カ。ここだよ、ここっ！」

黄子ちゃん「ハクちゃんにも気付かず行っちゃったニャ・・・。」

ハクちゃん「ふ～っ。これじゃあ、１日かかっても鬼の交代なさそうだな・・・。」

ハクちゃん「しかし暑い中で鬼ごっこってのもな～。」

　　　　　　 「黄子ちゃんがやろうってゆーからしょうがねーけどさ・・・。」

チャッキー「もう駄目ニャ～。全然見つからないニャ～。」

　　　　　　 （ぐぅ～っ）「フニャア・・・。お腹も減ってきたニャ～。」

ロン君「僕達も見つけて貰ってないね～。」

蟇蛙さん「あの駄目っ振り、あれじゃあ誰も見つけられないよ・・・。」

ブッチー「ニャッ！黄子ちゃんそれは禁じ手ニャッ！！」

ハクちゃん「黄子ちゃん、家の中は反則だぜっ！！」

黄子ちゃん「うるさいニャッ！」

黄子ちゃん「お外は暑いし、チャッキーは見つけてくれニャイし、もう飽きたニャ。」

ハクちゃん「でも、鬼ごっこやろうって、黄子ちゃんが言ったんだぜ。」

黄子ちゃん「ふぅ～っ。ハクちゃんさ～・・・。」

黄子ちゃん（ゴロン、ゴロン）「ここじゃあ、あたしがルールニャんだよ～。」

黄子ちゃん（ウネ、ウネ）「文句があったら網戸破って、かかって来いニャ～。」

ハクちゃん「駄目だ。こうなった黄子ちゃんには誰も勝てない・・・。」

黄子ちゃん「ふんっ。ハクの奴も口が多くなったニャ。再教育ニャ・・・。」

黄子ちゃん「！？」

チャッキー（涙目）「ニャ～ン。やっと黄子ちゃん見つけたニャ～。」

　　　　　　　　　　　「ずっと、探してたんだニャ～。やっと、鬼さん交代ニャ～ッ。」

黄子ちゃん「ニャ、ニャンだよ。泣く事ニャイだろ・・・。」

黄子ちゃん「チャッキー、悪いが鬼ごっこは既に終わってるニャ。」

チャッキー（呆然・・・）「ニャッ！マジニャッ？？？」

黄子ちゃん「今日も１日楽しかったニャ～。明日は何をして遊ぼうかニャ・・・？」

　　　　　　　「さて、たっぷり遊んだ後は、お昼寝モードに突入ニャ♪」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＥＮＤ