白太郎「虎美~っ、土日と言えばお散歩ですなぁ~っ♪」
虎美「そうでしゅねぇ~っ♪」
ROCK「くっそー、お散歩習慣が付いちまったぜ・・・。」
白太郎「虎美、何して遊ぶ?」
虎美「まずは、パトロールじゃあないんでしゅか?」
白太郎「俺様がお庭歩いてたら、敵猫はビビッて侵入なんてして来ねーよ。」
虎美「馬鹿らしいでしゅ。草食べてる方がいいでしゅ。」
白太郎「ふんっ!じゃあ、俺様一匹で向こう行くからっ!」
虎美「そっち行くと、レオ様とか偽白太郎軍団に遭遇しちゃうでしゅよ。」
白太郎「おっと、今日はこっちに行く予定だったんだ。間違い、間違い。」
虎美(ドンッ☆)「こっから先はダメでしゅーっ!」
白太郎「いてっ!何でだよーっ!?」
虎美(グイ、グイ)「お兄ちゃんみたいなすっとろい猫は、ここから先は禁止なんでしゅっ!」
「交通事故に遭ったら、どうするんでしゅか?」
白太郎「遭わねーよっ!つーか、何でお前が保護者みてーな事を言う?」
「俺様、お兄ちゃんだぞっ!」
虎美「そうでしゅ。【ダメお兄ちゃん】なんでしゅっ!」
白太郎「うがーっ!妹のくせして生意気なーっ!!」
白太郎「・・・。あー虎美君、向こうにはバッタが沢山いるんだが・・・?」
虎美「バッタでしゅってーっ!それを早く言うでしゅ。」
「今日はあたしが付き添いしてあげるでしゅから、特別に向こうへ行ってもいいでしゅ。」
虎美「早く来るでしゅよっ!バッタ逃げちゃうでしゅっ!」
白太郎「だ、大丈夫だって、沢山いるんだからよ~っ。急かすなよな・・・。」
虎美(もしゃ、もしゃ)「ちぇっ。バッタ全然いないじゃないでしゅか。」
「騙されたでしゅ。草のやけ食いするでしゅっ!」
白太郎「虎美の奴何所見てんだよ。そこらでピョン、ピョン跳ねてるじゃねーか。」
ブオーッ! 自動車が前を通過しました・・・。
白太郎(ビクッ!)「うおっ!車が通りやがった。危ねーじゃんかっ!」
ROCK「道路を車が通るのは、当たり前の事でしょうに。」
白太郎(ぺたり)「姿が見えなくなるまでは、安心は出来ねーぜっ!」
ROCK「虎美の言うとおり、こっち来なければいいのに・・・。」
白太郎「俺様、どうしてもバッタ捕りしたかったんだよ・・・。」
警護も見回りもできないからねぇ~
虎美ちゃんお兄ちゃんと一緒なら
はっきり言って・・足手まといだよね~
白太郎お兄ちゃん、確かに口先だけだよね。
でも、その口先に騙されてる虎美ちゃん。
バッタ、確かにいましたけど、虎美ちゃん、
草食べる方に夢中だったかも~っ?
まあ、二匹共パトロールって雰囲気では
なかったですね~っ(笑)
ふたり揃ったプリケツにおっちゃん鼻血出そうです(笑)
そうです。白太郎兄貴と虎美番長は、
プリケツ・ツートップなんですっ!
プリプリおちり振って歩く姿は、
とってもプリチーなんですよねっ♪