はくあい工房 Owner's Blog

日々の生活の中で感じた事、気づいた事Blog。

     www.hakuaikobo.net 

目黒雅叙園にて

2014-10-19 20:22:00 | いろいろ

昨日、目黒雅叙園の百段階段で、假屋崎省吾の生け花を見てきた。木造建築の和室の部屋に飾られた花たちは、その美しさが際立って見えた。假屋崎省吾の繊細性、優しさ、そして大胆さを感じる作品だった。

 

中でも特に私のハートを捉えた花があった。3つのコーナーに分かれ、同じパターンで行けられている花たち。左側には、黄色いスプレー菊を大きな花瓶に生け、長い木の枝(なんの木だったか忘れてしまった)を両脇から大胆に差し込んでいるもの、真ん中は、ピンクのスプレー菊、木の枝ももっと多く大胆に差し込んでいるもの、そして右側には、白とちょっと緑が買った白のスプレー菊と枝。説明はなかったが、私には、人間の成長と心を表しているように見えた。左側の黄色のスプレー菊は、青年期のピュアでやんちゃで元気なエネルギーであり、見るもの聞くものを素直に楽しんでいる心、真ん中のピンクは、壮年期の体力、気力ともにエネルギーが漲り、自覚と自信を持ち、人生の中でもっとも活動的で充実した喜び、右側の白いのは、老齢期の落ち着いたエネルギー。静かながらも、すべてを受け入れる心の広さ、深い愛、知恵を携えた凛としたたたずまい。

 

すべてを見終わった段階で、再度私はこの場所に戻り、じっと眺めた。ふと思った事があった。私はまだピンクの花のようなステージにいるのかも・・・・と。いや、いたいのかもしれない。あの花から来る元気、活動的なエネルギーがやっぱり好きだなぁと素直に思った。私のようなタイプは一生こうかもしれない。元気すぎて、若者がひいちゃうかもなぁ・・・・。ま、私は私の花を咲かせながら、前に進んでいきたいね! 

 

撮影禁止だったのでお見せできないのが残念。ぜひ、お時間のある方は見ていてほしいですl


新しい時代

2014-10-18 00:22:55 | いろいろ

新しい時代が来る予感。うまい説明が見つからないけど、今よりもっと愛がある時代だろうなぁ・・・。今までの常識、概念、真実がひっくり返るぐらいの変化が訪れる気がしてならない。さてと、どれぐらいの人間がついていけるのか・・・・。ここから先は、かな~り頭を柔らかく、執着心を捨てて、今まで培ってきた事は一旦捨てるぐらいの覚悟が必要な気がする。とってもとっても大きな変化だから、今までのものが壊れるのも凄まじいんだろうね・・・。私が生きている間にみれるかな・・・・


リスボンに誘われて

2014-10-16 17:01:12 | いろいろ

一昨日より東京入り。昨日は、”リスボンに誘われて”という映画を見た。静かに流れる映画だが、映画の中の風景、会話、シーンが、私の好きなタイプの映画だった。静かに生きていた主人公にある日、転機を迎える事が起き、アマデウスというすでに亡くなった人の人生に強い興味を抱き、衝動的に行動を取り始める。アマデウスの素顔や人生が徐々に見えてくる事で、彼は自分の人生に向き合っていくというストーリー。

 

人生の転機は、誰にでも訪れるものだ。転機とは、現象として何があったとかではなく、生きる方向性が変わる事。年齢を重ねれば重ねるほど、転機とは、一筋縄ではいかないし、また、その回数も減ってくる。せっかくのきっかけがあったとしても、変化する事への躊躇、恐れが優先され、見送る人もいる。あるいは、きっかけをきっかけとして、感知する事ができない人もいる。

 

私の人生において、米国留学は仕事人生における大きな転機となった。新卒で入ったソニーで働く事が、自分にあっている感じがしなかったし、将来に対する夢を抱けなかった。米国で、まったく違う環境で暮らし、勉強する事は、どちらかというと、自分の甘さ、能力のなさを感じる事の連続だったが、初めて自分という人間の非力さに向き合う事ができた。留学後の私は、それまでの私とは仕事に対する向き合い方が全く違った。自分という人間の能力を試し、キャリアというラダーを登りたいというはっきりとした意志が生まれた。あの頃の私は、25歳という若さだったから、転機に対する恐れよりは、漠然とした前に進むエネルギーが自分を大きくドライブしたと思う。

 

また東京でのサラリーマン生活にピリオドを打ち、秋田で新しいスタートをきったことも私の人生の大きな転機になったが、50歳になってからの転機は、相当の覚悟と勇気が必要とされた。それまでに築き上げてきたものを一旦置いて、私は未知の領域に入った。秋田で暮らすようになって丸2年がたち、たくさんの気付きがあった。それまで自分が築き上げてきた事が一体どれほどのものだったのか・・・と自嘲気味に思う事が多々あった。まだまだ知らない世界があり、自分がそれまでに見てきた事が、ほんの一部の世界だけであり、もっともっと多面的に自分の能力を心をオープンにそして自由に試さなくてはならないと、50歳を過ぎて悟った。また新たな挑戦を持つこととなった。

 

ある意味、年を重ねていくと、転機とはあえて自分に作らないと、そうそう簡単にできるものでもないと思う。だけど、転機を迎える事により新たな自分を発見でき、自分を見直す大きなきっかけになる事は確かだと思う。何も、生活環境を変える事だけが転機だとは考えていない。心の在り方や考え方を変えてみる事も、転機だと思う。自分という人間に挑戦し、死ぬまで成長し続けようとする決心さえあれば、転機を好機ととらえ変化する自分を楽しんで試してみる事も悪くない気がする。


やんちゃ時代

2014-10-15 18:36:50 | いろいろ

新卒で入った会社はSONY. 当時の人気企業NO.1にまさか私が入るなんて・・・と、本人もびっくりだし、周りもびっくり。しかも、双子の片割れのひろちゃんも一緒に入社。ひろちゃんは、当時、まじめな学生で成績もよかったからSONYに入社した事は不思議でもないのだが、私は・・・と言えば、もうもうおバカのまっさかり、やんちゃのまっさかり・・・。秋田の田舎から東京の学校に入り、都会にあこがれを抱いていた私は、学校もそっちのけで、毎晩遊ぶ事しか考えていなかった。成績も奈落の底まで落ちて、就職課の先生からは、「君は大企業は無理だね。あきらめなさい」と言われていた。本人も全く異論はなかった。が、奇跡は起きたのだ。

 

当時のSONYは飛ぶ鳥を落とす勢いで、会社がぐんぐんと売り上げを伸ばしていた時期だった。Walkmanが売り出された頃で、売れに売れていた。社員には特別ボーナスが出たりと、今じゃ考えられない状況だった。私といえば、昼間の会社の仕事より、同期の飲み会、他社との合コン、六本木のディスコと毎晩遊びまくっていた。よくぞこんな私をSONYは5年間がまんして雇ってくれたものだと、今でも感謝している。

 

双子での入社が珍しく、当時のSONYは、私たちをWalkmanの広告に起用した。なんでわざわざ社員なんか使うんだ・・・と思ったりもしたが、こんな事で会社に貢献できるならと、会社から言われるままに、二人で広告に出た。当時使われた写真を見てみると、ヘアスタイルといい、着せられているWalkmanのトレーナーといい、Wlakmanのでかさといい、レトロ感満載の写真だ。時代を感じる1枚。

 

遊んでばかりのやんちゃな時代の私。そんな私が、のちのちスイッチが入って、キャリアに目覚めるなんて誰が想像したことか!自分でもよくここまで変わったもんだと思う。また、これから私はどんな進化?なのか、変化を遂げるのか!何があっても、めげずに、前へ進む事がある意味唯一のいいところの私。この先も、何があっても、この根性で、乗り切っていけるぞ!まだまだ進化していきたいものだね~。

 

さて、私はどっちだ~?


”きりたんぽ祭り”と”秋田犬”

2014-10-14 15:38:00 | いろいろ

大館の3日間のきりたんぽ祭りも昨日で無事終了。なかなかの盛況ぶりで、台風の影響も受けず、今回はついてたね~大館よ!私も最終日はイベントのお手伝い。小学生のボランティア君たちと一緒だったのだが、彼らのケアの方が大変だったような・・・。どんなに私を”お姉ちゃん”と呼びなさいと言っても、”おばさん””おばば”と憎まれ口をたたく彼らだが、あのわんぱくぶりと純粋さが可愛くてたまらなかったね。

 

比内地鶏の丸焼きを今年も買った。これ、美味しい!通常、デパートで買う鳥の丸焼き系はここまで、味がしみてない。どこの部位を食べてもおいしい!お勧め。

 

イベント会場の外で秋田犬が皆の人気者だった。お昼寝の最中だったのに、なでなでされても、おとなし~い秋田犬。渋谷の忠犬ハチ公が秋田犬なのが納得。こんなにかわいい犬だったなんて知らなかった~。