自転車の轢き逃げ事件から、被害者の過去を探っていく物語。

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↑↑ジャンル問わず、いろんな本が紹介されています。
犯人は、誰か。
と言うことよりも、
被害者の過去とそれに絡む被害者の娘、聡美の過去の記憶が気になって気になって…
読みやすい本なので、一気に読めました。
被害者には2人の娘がいます。
姉は両親の「戦友」
妹は両親の「いちばん星」
その位置づけにドキっとさせられたものがありました。
我が家にも娘が2人います。
他、チンチクリン男子が一名…
ここで言う「いちばん星」と言うのは、
一番かわいい、一番大事ということではありません。
我が家を明るくしてくれる、楽しませてくれる「いちばん星」のようだ、
という意味です。
当たり前ですが、同じように育てても子供は性格それぞれ。
しっかり者の長女
天真爛漫な次女
甘えん坊な末っ子長男
我が家の子供たちをひと言で言ったらこんな感じです。
その場の雰囲気の中心にいて、
盛り上げるのも場を乱すのもたいてい次女。
しかし、誰か一人いなくても我が家ではなくなってしまうのです。
私が特にドキリとさせられたのは、
長女が「戦友」
だというところです。
「戦友」は言い過ぎかもしれない。
でも結婚して最初に生まれた長女。
当時、主人は単身赴任ではなかったけど、毎晩帰りが遅く…
実家も遠い、
引越してきたばかりの場所で、毎日2人きりの生活。
長女が1歳半の時に、主人の転勤でまた引越し。
そこで、次女が生まれ、てんやわんやの生活。
さらに長男が生まれ、その半年後に主人が単身赴任になり…
赴任先について行った方が賢明だったかもしれない。
でも私には安心感があった。
長女がいるから大丈夫。
実際、長女は私をすごく助けてくれました。
私が風邪ひいた時は、下2人をみてくれます。
お風呂入れて
おにぎり作って
寝かしつけまで…
長男がグズグズして抱っこになると
何も言わなくても、サラッと私の持ってるカバンを持ってくれます。
夜、「そろそろ寝るよー」の私の呼びかけで、
玄関の戸締まり確認
こたつのコンセント抜いて、エアコン切って…
この間、友人の家に遊びに行き、帰る際に友人家族も買い物に行くので、一緒に家を出たんです。
そんな時もこたつのコンセント抜いて
「換気扇つけっぱなしだよ」とお友達のママに教えていました…^^;
よく見てるんです、私のことを。
大人のことを。
長女とは一緒に育児してる、
日々の苦楽を共にしている、
単身赴任中の主人の代わりになっている、
感覚が私には確かにあって。
もしかしたら、この本の聡美のように
大人になって自分の置かれた状況を不憫に思ったり
妹や弟をうらやましく思ったりするのかな。
それが、聡美と妹の梨子のような関係を築き上げるきっかけになってしまうかもしれない。
なんて…
もちろん、長女には大いにフォローしてるつもりです。
この間みんなでシャボン玉して、ウッドデッキを汚した時も
一人、シャワーを流しながらたわしでこすって掃除していた長女。
決して「片付けしといてよー」と言ったわけじゃありません。
そんな時は「ありがとう」の言葉と
大きくなってなかなかできなくなった抱っこ。
夕飯のお手伝いにきてくれれば、こっそり冷蔵庫からチョコをひとかけら…
いろんな順番争いも、
いつも小さい子からだから、今日は大きい子からね~
と変えてみたり
夜、長女のベッドにこっそりもぐりこんだり…
これがフォローになってるかわからないけど、
なるべく子供扱いしてあげるように
頼り過ぎないようにしていきたいと思います。
さて、インフルエンザその後ですが、
前回記事の私の神様への願いもむなしく、
長女、長男も発熱~
昨日、休日診療へ行き薬頂いてきました。
今日はだいぶ落ち着いてます。

あちこち乱れてますが、療養中ながらも元気な3人がいるので
どうしてもこんな感じに…
今は、借りてきたDVDでおとなしくしてます。
ちなみに、これは
「クレヨン しんちゃん 栄光のやきにくロード 劇場版」
子供たちには大ウケでした…

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