今日は前々からずっと行きたかった福生へ!
話しには聞いていたが、駅を出たとたん兵隊さんと遭遇!余りに普通にいるのでビビる。
そう、ここ福生は米軍・横田基地があり、東京でありながら「アメリカ」が息づく街として有名。
そしてここには、知る人ぞ知るアメリカン・カジュアルの名店がある。国道16号線沿いにあるその店には地方からも買い物客が訪れるという。
実際自分が行った時も、平日のお昼過ぎという時間帯ながら、同じ通り沿いにあるどの店よりも人が入っていた。
で、店に入るやいなや……、
セレクトがヤバい!自分好み過ぎる!!
まず目に飛び込んできたのはヴァンズのスリッポン達。
「毒のあるチョイスしてんな~。ん?コレは…、ひょっとして別注品か!?」
といった具合でみていたら、棚の一番上の隅っこにエンジニアブーツを発見。
よく見ると…、レッドウィングのヴィンテージではないか!しかも限り無くデッドストックに近い状態の良さ!!!
このレッドウィングのヴィンテージ・エンジニアは、現行のモデルとパッと見、変わらないのだが、何が違うって革の染め方が違うのだ!
ブラウンの革をベースに黒く染めているため、履き込むほどに塗料が剥がれて、何とも言えない味が出てくるのだ。
現行モノも勿論悪くはないが、革を染める技術が当時より進歩しているため、塗料が剥がれる、なんてことにはならない。それがかえって「味」を損ねているのだが…。
とにかく、こんなモノを他のなんでもない(訳ではないのだが…)ユーズドのブーツと一緒に無造作にそこら辺に置いとくとは…!
他にもHTCのメキシカンリング、アナザーヘブンのワークシャツ、ディッキーズをシャープ&ローライズ化させた別注品、知る人ぞ知る古のブランドのコットンブルゾン、ユーズドのセレクトに至るまで、ただならぬこだわりを感じる!!
それぞれ解説していたらキリがないので止めておくが…。
店員さんも感じよく、カッコ良く、入り口の所に展示してあったブルゾンの話などをしてくれた。もっと話したかったが、物欲を抑えられなくなりそうなのでそこそこで切り上げ店を出る。
結局、ディッキーズのパンツ(また…)とレジの前に置いてあったオリジナルライターを購入。
福生を愛し、アメリカを愛し、こだわりを持ってカッコ良く服を売っていると、強く感じた。
いや~、アメリカですな、あそこは…。
また行きます!
BRT 大庭 弥