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幼少からの夢…。

１号

2011-07-07 23:05:12

　　　　　　　　　　　　　　　幼少からの夢…。

父親が自動車学校の指導員をしていたこともあり子供時代、物心がついた頃から〝エンジン〟の付いた乗り物に対してかなり興味を持っていました。

我が家の歴代車の記憶を辿ってみると空冷エンジンのトヨタ／パブリカから始まりホンダ／Ｎ３６０、Ｚ、ライフ…ニッサン／ブルーバードＳＳＳ／サニークーペ…トヨタ／マークⅡ、チェイサー…。

当然、私が小学４年生の頃には〝スーパーカー・ブーム〟と〝Ｆ－１〟なるモノが日本を圧巻して５，６年生から中学１年生の頃には必然的に自動車の〝ラジコン〟にハマっていました。
（今、思うと当時、「車体＆プロポ（コントローラー）」で￥２０，０００～￥３０，０００位していたモノを車体だけで３台も持っていました。）

それが中学２年生のある日、バイクのプラモデルを作ってから人生の歯車が動きだし『バイク馬鹿』…。

寝ても覚めても頭の中は〝バイク〟だけ…。

そんな私をロードレーサーが主人公の映画や週刊漫画がタイムリーに嗾け１６歳で２輪の免許を取得してしまう…ホンダ／ＭＢＸ５０、ＣＢＸ４００Ｆ、ヤマハ／ＴＺＲ２５０（公道用とレース用の２台所有）…ホンダＮＳＲ５０（レース用に２台所有）。

結局、１４歳から２０歳までの６年間はタイアが２個しか付いていない乗り物に夢中になり〝命〟を懸けてまでそれを職業にしようとのめり込んだ末に現実の壁を乗り越える事が出来ず挫折…。

２０歳になり取り敢えずタイアが２個多い分、安全で安定した走りが出来るマイ・カーを所有し乗り継ぐ車は総べてマニアックで思い入れのある車ばかり…。

父からのお下がり車トヨタ／マークⅡ、初めて自分で買ったスズキ／セルボ・クーペ（２サイクル・リアエンジン）、ニッサン／サニー・トラック、トヨタ／ハイラックス・トラック、アウディ／８０、ホンダ／ＣＲ－Ｘ（無限仕様）、そして現在のクライスラー・ジープ／チェロキー…。

形ある自動車は消耗品…。
いつかは壊れる消耗品…。
なのに何故？あんなに高い価格設定なの…？

興味のない人間にとっては無用の長物…贅沢品。

だけど私に夢を持たせてくれる。

夢だけじゃなく大袈裟かもしれないけれど車好きな私にとっては〝生きる活力〟をも与えてくれる。

子供の頃の夢…。

幼少からの夢…。