Born Free

"ムカシバナシ"


水曜日に、音楽をやってた頃の同志から
久々に電話が掛かって来て、この日久々に会うコトになった。

先にメインになる用事を手早く済ませて
とことんまで、募る話をかました。

ムカシのハナシはもちろん。
音楽を止めてから、今までのコト。
お互いの仕事のハナシ。
人物的な理想のハナシ。

っちゅう、ハナシで終らんハナシをガッツリと交わした。

彼とは、音楽教室で知り合うた仲であるケドも
そこであったムカシのデキゴトを懐かしく話してた。

「今思たら大概、言いたい放題やってたなぁ…」

そない云い乍ら、笑てたんやケドも
その象徴的なモンとして
バンドスタイルでのカタチでしか無かった発表会。
コレの"枠"のコトで、どないしても合点行かんコトがあり
教室側に駆け寄って、かなりキビシイ苦情を着けたコトがあった。

その音楽教室には、"アコースティックギター科"や
"ポピュラーピアノ科"っちゅうモンがあったんやケドも
発表会はバンドスタイルのモンしか無い状況で
与えられた"枠"っちゅうのは事実上、無いに等しい状態やった。

幸い、"ポピュラーピアノ科"は管楽器の発表会に
コラボレーションしたカタチで発表会の参加枠があったんやケドも
"アコースティックギター科"にはそれが無かった。

その当時の応募の仕方が、組みたいスタイルのモンをスタッフに言うて
それを掲示板に公示して募集。人数の集まったモンから枠が埋まる
っちゅうコトやったさかいに、そこにアコースティックスタイルで募集をかけても
参加枠を得れる確率としては無いに等しい状態やった。
そこで、ワシが直談判しに行ったコトがあった。

「こんなんハッキリ言うて、不公平ですやん!」
「ほならなんで、アコギ科があるんスかぁ!」

今となっては、ようそんなコトを言いに行けたなぁと思うケドも…。

せやケドも、その次の回の発表会から
アコーステック枠が二、三枠設けられた。
それがワシの知ってる限りでは、発表会がある時はずっと継続されてた。

彼はピアノの弾き語りをやってたっちゅうコトで
この辺りのアクションの理解者の一人やった。

その後、もうひとつ習てた"ボーカル科"のみの発表会でも
従来殆どやった、CDのボーカル音を絞ってをカラオケ状態で歌うスタイルに加えて
弾き語りで参加を希望する生徒ばっかりを集めて
第二部にミニコンサートを開くっちゅうスタイルをセンセに企画して実行した。
その時に、一緒に企画して提案をしたんが彼やった。

先にワシはそのスクールを止めたんやケドも
ハナシで聞いたら、その後もちょこっとはそのスタイルが定着してた
っちゅうコトやったさかいに意義があったんやろう…。

っちゅう風なコトを懐かしく話してた。

彼はまた、ちょこっとずつピアノを触り出してるみたいやケドも
止めたワシとでも、こうやってハナシをしてくれる機会を持ってくれたら
そん時は、喜んでカオを見せに行きたいと思てる。

なんか、ええ日やった。

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