Born Free

感慨深いモンが…


 小学校5年からの付き合いの親友
"yoshi己山"に久々に会うた。

春に単車を引き取る約束をしてたんやけど
引き取りに行く約束をしてた日の3日前に
ワシが足を骨折してしもて、日延べになってた。

その単車の次のオーナーになる予定のウチの先輩ライダーから…

「あのハナシどうなりました? 急ぎませんケド、ヨロシクです!」

っちゅうて笑顔で言われて…

「せや! どないかせんとならん!」

っちゅうコトで、金曜日に連絡を取ったら

「今週の土日やったら行けるでぇ!」

っちゅうコトやったんで、早速実行に移した。

"yoshi己山"の愛車、ホンダ CB-1 は
ワシにとっても思い入れがあった単車である。
CB-1に乗った彼と、よう走りに行った。
九州や四国に泊まり掛けで行ったりもした。

いっぺん、ゴールデンウイークに四国に先乗りしてたワシは
神戸からフェリーに乗って高知の『土佐清水港』に来る
彼と待ち合わせして、朝から四国南部の海岸に沿って
徳島まで走ったコトもあった。

走る時は大概、彼が前、ワシが後っちゅうパターンやってんケド
その時、当時付き合ってたコを後ろに乗せて走ってたワシに
ペースを合わせて走ってくれてた。さぞかし、しんどかったと思う。
土佐清水~徳島間、距離にしたら、400km位やったと思う。
(ちなみにワシは土佐清水に辿り着くまでに100km位走ってました。)

引き渡しが決まって、半年経過してたケド
いきなり日を決めてトントン拍子で行動に出たケド
ワシのダットラに積む時は、なんかフクザツな心境やった。
20代のワシらの姿が走馬灯の様にアタマを駆け巡って行った。

今、この文章を打ち込み乍らマジで泣けて来た。

彼は結婚して、一児の父親になって…
ワシはあの頃とは違う単車に乗り…

いろいろ、変わったモンがある。
せやけど、それらの出来事は色褪せるコトなくココロの中にある。


 なにひとつ変わらぬモノを 俺達は持っていた
 きっとそれはいつだって 思い出せるハズ
 汚れた手で 濁った瞳で 今でも信じている
 失いかけた ガラクタの中に 埋もれるココロ

 流されながら…
 逆らいながら…

                THE HEART 『遠い足跡』

彼とのハナシの中で…

「また小型のヤツかも知れんケド、単車探そうと思てんねん!」

ものごっつう嬉しかった。
ムカシの様には出来んかも知れんケド
オッサンらしゅう、のぉ~んびりトコトコと
また一緒に走れる日が来るコトを楽しみにしてマス。

コメント一覧

yoshi乙山
http://www.ironwork.jp/monkey_farm/botoms/botom-top.html
ありがとう、

君がそう思ってくれてたのが嬉しいよ。
CB-1で○00km/hでとばすのも、
JOGで60km/hだすのも
本質的にはおなじ、

小型探してるのはオカネの面と
駐車場の制約のため、、
乗り手のワシは昔と変わってないぜ。
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