Born Free

肉体労働?


 某局の衛生を使った放送(笑)で
スポーツのドキュメント番組があった。

某紹介型会員制の
巨大ソーシャルネットワークサービス(笑)の
コミュニティの書き込みで
野村捕手と福本選手の対決のドキュメントが
放送されるコトが書き記されてた。

「こりゃ、観んとならん!」

っちゅうコトで番組表とにらめっこ。

「なんや! 今日やんけ!」

幸い、23:10からの放送やったさかいに
ビデオをセットしてその上
リアルタイムでも観るコトにした。

"野村捕手"とは現東北楽天ゴールデンイーグルス監督。
1970年から8シーズンに渡って南海ホークスの
監督を務め乍らレギュラー捕手と四番打者を務めたヒト。
福本選手は元阪急ブレーブスの俊足の外野手である。

元々、肩が強く無い上に30代後半を迎え
衰えが出始めた野村捕手が
塁に出たらフリーパス状態で先の塁に進んでた
福本選手の足をどうやって封じ込めるか
っちゅう試行錯誤を語った番組であった。

1960年代までは…

「とにかく気合いと技術とチカラを出し切れ!」

っちゅうカンジの野球やったんを
アタマやデーターを使うコトの重要さ感じる野球に
シフトして行く有り様が一歩突っ込んだトコまで
踏み入れてて、奥の深いモンやった。

「盗塁を許すのは捕手の責任」

っちゅう一般論が定着して来つつあったケドも
肩の強い捕手がいくら素早く送球しても
セーフにしてまうさかいに…

「コレはピッチャーにも原因がある!」

っちゅう風に悟った野村捕手は
投手陣に細かく素早いモーションで投げるコトを指令。
それが今日の"クイックモーション"に至る。

もちろん、福本選手も黙ってるワケでは無い。

「どっかにクセはある!」

っちゅうコトで当時、知人に記録用として
撮影して貰てた8ミリフィルムを徹底してチェック。
バッターに投げる時と牽制球を投げる時の
微妙なフォームの違いや投手ごとの欠点。
また、クイックモーションの中にある欠点を
見つけ出して突破口を見い出す。
っちゅうやりとりを綴ってた。

そのやりとりにも興味深いモンがあったケドも
ワシが観たかったんはもうひとつ。

1973年に"南海ホークス"としての
最後のリーグ優勝を果たしたワケであるケドも
その時優勝を決めた"プレーオフ"の
映像っちゅうのが貴重である。

当時、ワシは四歳であり
その時、やっとこさ野球の存在っちゅうモンが
理解りはじめたトコやったんで
その時どないやったかっちゅうコト自体
知る由も無かった。

っちゅうコトで、その当時の映像っちゅうモンを
出来るだけぎょうさん手に入れたい
っちゅうコトもあった。

まさに、"一挙両得"!




コメント一覧

越後屋
ワシも”野村南海”いうのは縁があって、初めて生で見た野球の試合が、野村政権時の南海VS日本ハムやった。
野村克也いう人は、ホンマに頭の使い方のうまい人やと思うね。加えて、広い視野を持ってる。せやから、”クイックモーション”いうのが、浮かんだんやないかな?
ただ、この人が監督をやると、考えもってやる分、試合が長いのが難点やけど(苦笑)。
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