1988年10月15日 土曜日。
"南海ホークス"が大阪球場で
最後に試合をした日である。
この日、敢えてバイトに行った。
夜間大学に行ってたさかいに
当然、球場には行くつもりは無かった。
せやケドも、バイトが終わった時に…
「行かんかったら一生後悔する！」
「今やったらギリギリ最後には間に合う！」
っちゅう想いが湧き
バイト先の船場からナンバまで
ずっと走って行った。
着いたら当然
満員で球場に入るコトは出来んかった。
それでも"西外野席"入口前の列に並んだ。
九回裏が始まる前に
通路での立見を条件に中に入れてくれた。
セレモニーを観せてくれる為である。
バファローズの攻撃
最後のバッターは新井選手。
元々ホークスが誇るアベレージヒッターで
ワシが大好きなバッターやった。
なんとも云えん巡り合わせである。
空振り三振で試合終了。
三振の少ない彼
普段やったら手を出さんかったやろうなぁ…
コレが正直なキモチやった。
そんな日から参拾参年。
この日は今のホークスに蓋をして
この試合の美味しいトコを視る。
門田選手 チャンスを広げるヒット！
代打畠山選手 ヒットエンドラン成功！
河埜選手 伝説の大根斬り！
湯上谷選手のタイムリー！
岸川選手 初球を叩き決勝2ラン！
いやぁ、YouTube様々である。
ちなみにこの日の今のホークスは…
やめとこう（怒）。
