関西ローカルな話題になるケドも…
"阪急西宮ガーデンズ"
っちゅうモンが、本日グランドオープンした。
お気付きの方もいらっしゃると思いますが
"阪急西宮球場"の跡に出来た商業複合施設である。
初めて西宮球場に行った時に
それまで行ったコトのある
藤井寺やナンバとはちょこっと違うカンジがした。
どことなく造りが上品なカンジがした。
まず、西宮北口の駅から
球場の玄関口に通じる道は花壇で覆われてて
その中に、"阪急ブレーブス"の主力選手の写真が飾られてた。
小学校三年の時にいっぺんだけ行ったコトのある
"宝塚ファミリーランド"を思い出した。
ファミリーランドの中に"宝塚大劇場"が
あったんやケドも、その周りは花でいっぱいやった。
その中に、劇団を代表するトップスターの写真が
飾られてたんを思い出した。
内野スタンドに通じる入場門は
駅の改札みたいになってるんが"阪急"らしい!
っちゅうカンジやったし、実際に…
"○号改札"
っちゅう呼び方をしてた。
球場の中に入ったら、ワシが座った外野席でも
レフト側はビニール製のテントではあるケドも
"ひさし"が着いてて、ライト側は丈夫な"屋根"が着いてる。
内野席は折り畳み椅子で
指定席には机が設置されててかなり高級感がある。
プレーの合間のエレクトーン演奏は
当時、他の関西の球場では何処もやってなかった。
それをこの球場ではやってたのである。
スタンド裏には、当時としては
広い方であった"食堂"があった。
名前が…
"アストロ食堂"
高級感は感じるケドも、些か仰々しいかなぁ(笑)。
実際にプレーしてる選手や長年監督をやってた
上田利治氏もこの球場に対する賛辞を述べてる。
「打撃練習の時の打球音がココチええ。」
ネット裏や一塁側照明灯下に銀傘があり
ほかにも、外野席にも先述の屋根がある上
外野席の裏には、名神高速道路の高架がある。
それらの影響もあるんか確かに
音の響きはものごっつうよかった。
「ただ、客が少なかっただけや!」
それはトップシークレット!(苦笑)
ただ、この球場ではおもろい位に
ホークスは負け倒したモンである(泪)。
おまけにこの時期で思い出すんは
日本シリーズで勝ち誇った上田監督のカオ。
春では、開幕戦でホークス戦を
組まれるコトが多かった西宮球場。
夕方には、上田監督に手を取られて万歳される
山田久志投手の勝ち誇った笑顔を観る度に
握り拳を握りしめた、苦い思い出がぎょうさんある。
せやケドも、そんな"ブレーブス"も
今はもう跡形も無いっちゅうてもおかしくない。
コレはワシにとってはかなり寂しいモンである。
"バファローズ"のファンは
"近鉄"が存在したコトを語り継いでくれるであろうが
"旧ブルーウェーブ"のファンからバファローズファンに
そのまま引き継いでるヒトの大半は
上に挙げた"ブレーブス"のコトを知らんみたいである。
「"阪急ブレーブス"に勝って、優勝したかった!」
コレは、ワシが思い続けたコトやケドも
結局、それをリアルタイムで経験するコトは出来んかった。
昭和48年にフレーオフでブレーブスに勝って
優勝を決めてるケドも、当時は四歳やった。
ハナシは戻って…
時代は移り変わり
商業複合施設に生まれ変わってオープンした晴れの日。
そんなコトをふと思い出しました。
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