なんかの拍子で、何気なくアタマに浮かんだコト。
ワシの特技っちゅうか、ちょこっとした趣味的なモンとして
"ものまね"や、"クセ盗み"っちゅうモンがある。
ちょこっと小ネタ的に使たりはするケドもそれだけや無い。
今まで、身に着けたコトを考えてみたら
いろんなモンが、"真似"から入ったモンや
"手本"っちゅうモンがあったりする。
例えば、"バッティング"。
最近は、野球をするコトは殆ど無くなったケドも
最近、久々にバッティングセンターに行ったんやケドも
やっぱり、ずっとムカシから続けてるフォームのルーツが
ガキの頃に試しにやった、門田博光選手の物真似である。
あと、単車の乗り方。
これは自分では気着かんかったケドも
いっぺんだけ、姉貴を後ろに乗せて走ったコトあるんやケドも
そん時に、言われたコトがある。
「あんたの乗り方、おと～ちゃんにそっくりやなぁ。」
姉貴もワシも親父の後ろには結構乗せて貰た。
別に意識したワケや無いんやケドも
自然とカラダに身に着いたんやろうか
なんとも不思議なハナシである。
ちょこっと前に、ワシのコトを好く思わんヒトが
ワシのコトを刺して、こう云われてたそうである。
「あいつは偽善者じゃい。」
ワシは別に善人とは思って無いし
そんなコトは自分で思うコトでも無いやろうと思てる。
ヒトが"悪人"と評したらそうなんやろうし
"偽善者"と評したら、そうなんやろうと思う。
ただ、"善人"と評されても、それを額面通りに受け取るコトはせん。
それは誰かてそうなんやなかろうかなぁと思う。
せやケドも、"偽善者"っちゅう評し方も
ある意味での"評価"なんかなぁとも考えれる。
他人の行動を見て、ええコトやと思たら
取り入れようと思たり、憧れてるヒトのええ面を取り入れるんは
自然な流れやと思うし、実行に移してもすぐに身に着くワケや無い。
ヒトのコトを気遣う行動やったりもそうやと思う。
最初は中々、簡単に気着かんモンやろうし
ヒトから注意されたり、ヒトの行動を見て一拍遅れて行動するコトを
ぶきっちょなりに繰り返したりする
ある種の"猿真似"から入って行くモンやなかろうか
「いつかはホンマもんになったら…」
そういう願いや目標を掲げて、一歩一歩自分を高めて行く上で
"猿真似"っちゅうモンは、ある種の"通り道"なんやなかろうか。
"偽善"
っちゅう表現をされるっちゅうコトは
身には着いて無うても、やろうとしてるっちゅうコトを
認められてるっちゅうコトなんやなかろうか。
まぁ、別にヒトに認めて貰おうと考えて
やって行くコトや無いさかいにねぇ。
今日は昨日の自分を越え
明日は今日の自分を越える。
やっぱり、"日々精進"です。
