報道をご覧になられた方はご存知やと思いますが
福島の酪農家の方が、首を吊った状態で亡くなられてた。
些か不謹慎やろうが…
「自殺者が出る可能性は限りなく高いやろうなぁ…」
「せやケドも、そうならんかったらええのになぁ…」
っちゅう風なコトを、原発事故発覚直後から
ハナシをしてたんやケドも、残念乍ら危惧してたコトが
現実のモンになってしもた。
御家族の方々はもちろんのコトやと思うケドも
農業に携わるヒトの総てが唇を噛み締めたコトやと思う。
こんだけの被害が広がってるのに
我が地方の電力を供給してる会社のお頭は
他人事の様に立ち回り、何の努力もせんまま
節電を押し付けて、原子力発電の必要性を証明しようとしてる。
新聞報道には、日本エネルギー経済研究所の試算やと
原発全停止し、火力発電に代替した場合やと
燃料調達のコストが増える為に
一般家庭で月々の電気代が約千円程増えるっちゅうハナシである。
せやケドも、電力会社の怠慢のツケを
ある意味客である、消費者が払うのはどうかなぁと思う。
ある程度は「安全」っちゅうモンを考えたら
背に腹は変えられんっちゅうのはあるケドも
月千円の上乗せっちゅう風に言われて…
「ハイ！ 理解りました。」
っちゅう風には行かんやろうと思う。
たしかに、我々国民も今まで原子力発電の恩恵を被って
便利な生活に慣れ過ぎて、いざとなった時に
文句ばっかりこいてたらアカンとは思う。
せやケドも、いっぺんに総て止めるのは難しいにしろ
われわれ国民も、エネルギーの消費の仕方を考え乍ら
生活を見直すっちゅう努力を強いられるんやさかいに
電力会社も企業努力する必要はあるやろうと思う。
少しずつ適切な自然エネルギーを見付けて行って
少しずつ原子力発電を減らして行くっちゅう
段階的な進み方でも、やって行かんとならんやろう。
せやないと、いつまでたっても前には進まんよ！
