Born Free

旧知の仲。


クルマを車検に出した。

今まで長年、親父が自動車部品屋の
営業マンやった頃からの付き合いがあった
クルマ屋さんに面倒を診て戴いて来た。

然し乍ら、二月一杯を以って
御世話して戴いた方が引退した。

引き続き、そこで診て戴こうかと考えたケドも
毎回、距離の離れた淀川区から年に一回の車検時に
引き取りに来て戴くのが以前から
ホンマに申し訳無いなぁと感じてた。

元々、その方が社長をされてたんやケドも
社長業を離れ、別のクルマ屋さんの支店
っちゅうカタチの営業形態になり
その引き継ぎ期間に句読点が
打たれたっちゅうコトでのリタイアっちゅうコトで
今まで以上に、面倒掛けるコトになるで有ろう
っちゅうコトで、新たな決断を下した。

五日程前に、小学校の低学年時代からの同級生で
同じクラブに入ったり、鉄道写真を撮りに行ったり
逆に、何回もケンカもしたりした"幼馴染み"に電話をした。

「あんなぁ、"車検"御願いしたいんやわ!」

そう、彼はクルマ屋の倅であり
今はそこで汗を流してるのである。

大学卒業後、一旦は損保会社に入社し
五年のちに、家業のクルマ屋さんに入社した。

それから二十年…。

いつかは御願いしようと思てた。
その決断を今回下したのである。

「いやぁ、よう憶えてくれてたなぁ…ありがとう!」
「キミはどう思てるかは理解らんが
    ワシにとっては"幼馴染み"やさかいになぁ!
               忘れるワケないやろ!」

ひさびさに、おかあさんにも御挨拶。

「◯◯がみくんやでぇ!」
「………え~と…。」

っちゅう反応の後…

「ああ、◯◯◯マンションの屋上で写真撮った時のコ!」
「ハイ!」
「御前、そんなんよう憶えてんなぁ!」

その写真、ワシ自身の記憶にもモチロン遺ってるケドも
こないだおかんが整理してた写真を見た時に遺ってた。

「◯◯くんてあのマンションに住んでたやんなぁ!」

そんなハナシもウチでしてたのである。

いやぁ、ホンマに懐かしい!

っちゅうコトで、Tちゃん! よろしゅうたのんます!


名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事