仕事でのコトである。
金曜日はとある訪問先の繁忙日である。
書類を放り込みに行くケドも
案の定、処理を待つ書類が
カウンターいっぱいに並んでた。
ワシも例外では無く、持参した書類を
カウンターに並べたまま
他の訪問先に行くコトにした。
時間にして30分程経ってから
その訪問先に書類を回収にしに
戻った時のコトである。
「ひょっとしたら、まだかも知れんなぁ。」
っちゅう風に思い乍ら、その訪問先の扉を開けた。
カウンターを見てみたら
ズラッと並んだ書類の山がキレイに片付いてる。
処理終了のファイルの置き場を見たら
ワシが持参した書類がいっちゃん上に置かれてた。
「おっ！ さすがやなぁ。終わってるやん！」
「はい。"カリスマ"なんで…」
「ひょっとしたらまだかなぁと思てたんやけども…」
「あっ、突っ込んで貰えんかった。」
「ははは。」
こんなやり取りでの談笑。
ぢつは、どないツッコミを入れるかを
考えてたんやけども…（苦笑）
昼からも再び、同じ訪問先に行く仕事があった。
繁忙するのは金曜の午前。
昼からは、ちょこっと落ち着くかなぁ
っちゅう予想は立ててた。
っちゅうコトで…
その時に、"先手"を打った。コレ基本。
「"カリスマ事務員"さん！ よろしくお願い致します。」
「あ～ ハズカシイです。要らんコト言わんかったらよかった。」
「なんで？ ワシは敬意を持ってお願いしてるんですよ。」
「もう、いいですよ～。」
「いや、当分言わせてもらうわなぁ。」
「その時は、"しつこい"と言わせて貰います。」
いえ～い！ やったぁ！
"カリスマ事務員"さんにやって貰たぁ！
雨の日のささやかな幸せでした（アホ）。
