Born Free

"ココロの声"


この日も、野球観戦。

…やケドも、敢えてやめときます(笑)。

せやケドも、ええコトもあったんですよ!
まぁ、それはまたの機会にしときます(謎)。

前日、広島から帰ってから、この日に日が変わった頃に…

"テレメンタリー"

っちゅう番組をタマタマ観たらハマってしもた。

重度の脳性麻痺を抱えた女性が、筆をとり、詩を書く
っちゅうモンやったケドも、ものごっつう感動した。

カラダはおろか、カオの自由も利かん状態で
渾身の"ココロのチカラ"を込めての一筆。

おかぁさんが、手を添えてるんやケドも
ホンマに添えるだけらしい。
ウソの様なハナシやケドも、実際に書かせ始めた頃の字に比べたら
鍛錬の年数だけの熟練を重ねてる。
コレが偽りの無い証拠である。

まがいなりにも書道を十年間やってたワシ。
他人の添えた手を主導にして
想いのまま書を描けるワケが無いっちゅうのは理解る。

"ココロが動かすモノ"

同じキモチの時でも、全く同じ書を描けるコトは
不可能っちゅうてもええと思う。
そんなモンを、介添でキレイに描けるモンや無い。

ホンマに味がある一筆。
そこから生まれたコトバのチカラ。

コトバを話すコトをも失われた彼女が唯一
自らのココロを表現する手段である。
それが故に感じれる、"感受性"の豊かさに感動した。

久々に、古新聞にでも筆を走らせようかなぁ。

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