昼前から雨が降って来た。
こんな日に限って、結構バタバタしてた。
結局、殆ど外に出て仕事をしてたワケである。
せやケドも、それがワシらの仕事である。
やりたくないコトを生業にしてるヒトが居る。
せやケドも、それに対する理解度っちゅうのは
必ずしも"正当"っちゅう風には思えん。
テレビでこんなコトを聞いたコトがある。
ある大手企業で、"会社説明会"が行われた。
そこに来た学生がトイレを掃除してるヒトに…
「こんな"汚い"仕事、母親に絶対にやって欲しく無い！」
「ぜって～ありえない！」
それをタマタマ入って来た
男性から注意を受けた。
さて、"本番"。
ココまでのハナシの流れで
勘のええヒトやったら予想出来てると思うケドも
説明会で紹介されたエラいさんが、その男性やったそうな。
その学生達は、中座してその場から逃げ去ったそうである。
ワシはトイレ掃除は結構、へっちゃらな方である。
ガッコでも教室掃除より、トイレ掃除の方が
なんかやり甲斐みたいなモンを感じてた。
せやケドも、それを毎日。
仕事っちゅう"義務"としてやるワケである。
それはガッコや家でのトイレ掃除の様な生易しいモンや無く
我々の想像を絶する様な苦労があると思う。
現に、我がの家やったり
直接テリトリーに関わるトコやったら
意識してキレイにするのに、公共の場やったら
御構い無しに好き放題汚すヤツが多い。
そんな状態のトコをキレイにするワケである。
たしかに、身内にはさせたく無いっちゅう風に思う
っちゅうのは、不思議なコトや無いとは思う。
せやケドも、"云い方"っちゅうのがある。
先述の学生のやりとりは明らかに"冒涜"。
我が等がやりたく無いコトをやってるからこそ
感謝や労いのキモチっちゅうのが要ると思う。
「御苦労様です。」
そう云えたら、受け手のキモチって変わるんや無いかなぁ？
っちゅうて、ワシらがどうっちゅうコトは無い。
雨の中でも走るコトをも受け入れて、この仕事を続けてる。
例え、ヒトが「やりたくない」っちゅう風に思う環境下でも
やるのが当たり前やと思てる。
せやケドも、外にでるコト無い仕事に携わるヒト達に
もうちょい理解って欲しいとは思う。
みんな、個々では理解してたり
ちょこっと離れてみたりしたら理解るんやろうとは思う。
せやケドも状況も読まんと、簡単にコトを考え過ぎる
ヒトも居るのは、哀しいかな事実である。
「バイク便って、捕まらないと思てました。」
コレって実際に云われたコトバやったりする。
ハイ。フツウに捕まりますよ～（泪）
