『BEHIND THE SUN -the diary and art of HILLEL SLOVAK-』
RED HOT CHILI PEPPERSの初代ギタリスト・ヒレルスロヴァク。
彼が1988年にオーバードーズでこの世を去るまでに
遺した手記や絵画作品をまとめた写真集です。
監修は実の兄であるジェイムススロヴァク。
身内だけあって非常にコアな内容になっています。
懐かしい写真が沢山掲載されています。
若かりし頃アンソニーやフリーも出てきます！
ヒレルの絵は非常に独創的で、彼がいかにアーティスティックな感性の持ち主だったことが分かります。
ちなみにアルバム「母乳」の裏ジャケはヒレルが描いた絵です。
最後のページを飾るこの不気味な絵。
ヒレルは自身が描いたこの絵の上で最期を迎えたそうです。
吸っていた煙草が落ちて空いた焦げ穴が生々しいですね。
ドラッグに蝕まれた人間の黒い感情が表現されていて痛々しい。
レッチリの栄光の陰にはヒレルの死があります。
いや、ヒレルがいたから今の成功があると思うのです。
いちファンとして、いつまでもそう心に刻んでおきたいです。
明後日４月１３日はヒレルの誕生日。
生きていれば５６歳。
R.I.P. HILLEL SLOVAK
「my lovery man」はヒレルのことを歌っています。
ヒレルの才能が光った名曲「behind the sun」
（PVは死後につくられたものなのでギターはジョンフルシアンテ）
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