Leaden Skies

鉛色の空。

ラバグルート

2010-04-24 | バラ
ラバグルートはコルデスのフロリバンダで、「溶岩の炎」という意味らしい。
人気品種のようであちこちのバラ園にありますが、中でも素晴らしいのは谷津バラ園のラバグルート花壇です。
谷津バラ園は入り口から向かって右にフロリバンダの花壇があり、充実しています。ただでさえ房咲きになる品種がずらーっと並んで花が咲き誇る風景は色の競演といった趣です。
写真をみてわかるとおり、谷津バラ園のラバグルートは房咲きというよりもボール状になって開花しますから、それらが大きな球状の花のように見えるほどです。
このように最強度に開いた花が何メートルにもわたって続く辺りは、見ても見切れないという感じの美の絨毯が広がっています。
他のバラ園のラバグルートは同じ房にあっても花開く時期がずれていて、真っ赤に最盛期を迎えているものと既にブルーイングしているものが混じっているのが普通なのですが、谷津バラ園のラバグルートはどういうわけか、濃い赤色の薔薇が一斉に力強い印象をふりまいています。世話の仕方に何か秘訣でもあるのでしょうか。
見事な様子の花が無数にあるかに思われるこのエリアではデジカメのメモリが幾らあっても足りないと感じられました。


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