ＢＭＷのＦ３０ ３２０ｄのオーナー様が、近いうちに広島へ旅行に行くにあたり、高速域で少しでも余裕を持って走るようにされるにあたり、コンピューターチューニングの施工をされたいと入庫頂きました。
チューニングはＥＣＵユニットを車両から取り外し、直接ノーマルデーターを読み出します。ご覧の通り、ＥＣＵには様々な配線がなされ、高度な知識と技術が必要とされます。リスクを負いながらも読み出し多データーはドイツへ送られます。まだヨーロッパはサマータイムとなっており、夕方にはチューニングデーターが返ってきます。そんな送られて来た新鮮なデーターを、間髪いれずにハイパーチップ渾身の入魂を致します
今まで何百台とハイパーチップを行ってきていますが、毎回チューニングデーターを入れた後、エンジンを始動するまではいつも緊張、慣れることはありません
また最近では珍しく、今回の一発目のデーターが完全ではなかったため、特に緊張を強いられますが、２回目はエンジンは問題なく始動させることが出来、取りあえずは胸をなでおろします。始動後、試乗に出かけ、問題が無い事を確認し完成です
３５０ｄのハイパーチップ入魂後では、１８４ＨＰ→２１０ＨＰにパワーアップとトルクは３８０Ｎｍ→４３０Ｎｍにへとチューニングされました
