ＢＭＷ Ｅ９０の３２０が入庫いたしました。今回のご要望はＭ３使用にされたいとの事から、フロントバンパー・リアバンパー及びマフラーを交換させて頂くことになりました。
目指すエクステリアはこんな感じになります。実際純正のＭ３のボディーはノーマルと全く異なるため、ノーマルボディーに移植する事は出来ません。特に特徴的なのはリアからの眺めで、マフラーはご覧の通りセンターに寄った４本出しが、Ｍ３のアイデンティティーでもあります。
Ｍ３タイプのバンパーは前期タイプでなら発売されていますが、後期タイプにおいては聞いたことがありませんでした。しかし海外のサイトを探してみるとちゃんと出ておりました。また材質はウレタン性で、純正の素材と同じとなることから、対物に対して柔軟でありやさしく、またファイバー製品とことなり割れにくい事が特徴です。また特徴的なリアマフラーもリアバンパーとセットで発売されており、リアセクションも同時に取り寄せました。
また本来Ｍ３には無いフォグランプの設定もあり、これを取り付けることにしてついでにフォグランプのバルブも、ＢＥＬＬＯＦのリフレッシュバルブに交換致します。
しかし商品を取り寄せてから取り付け時の苦労も多く、マフラーにおいては取り付け方法が全く異なり、純正を切り取った後純正に差し込めるようにパイプを溶接し加工を致しました。純正のマフラーに戻す際には同様な差し込み式で、簡単に戻せるようにも出来ます。
またリアはＰＴＳセンサーが納まるホールが４つ空いており、これを隠すためにダミーのセンサーを埋め込みました。これも予定外のことから取り付け時に慌てて用意致しました
後から分かった事ですが、ＰＴＳセンサー無もラインナップされているようですが、発注時には何も聞かれず適当に送って来たようです
これだけの作業ですが、取り付けには何かと苦労が絶えず、丸二日を鰍ｯての作業となりましたが、問題点も全てクリアし納得の出来栄えとなりました。お客様も思った以上に出来栄えが良いと、大変なご満足を頂きました
