韓国MOTEN医院で植毛!の記録

過去に日本の植毛医院でFUT手術をしたが結果に満足できず、韓国でのFUE植毛を決意。その経過を綴ります。

診察~施術

2016-10-24 22:25:23 | 日記

通常は診断の翌日に手術ですが、私の場合は手術の前日が韓国の祝日であったため医院はお休み。手術当日の朝型に診察しました。ここでイ・デヒ先生と初対面です。医院HPの写真どおり、笑顔が爽やかです。挨拶も早々に診察開始です。

私は元々後頭部の髪の密度が低い上に切開法でできた傷がありますので、摂取できるのは大体2000グラウトが限界と予想していました。先生にその旨を告げると、「あなたはよく自分の頭皮の状態を理解している」とのコメント。先生の見立ても2000グラウトでした。しかし、先生が私の後頭部を見るにつれて表情が怪しくなっていきます。髪をかき上げてよく見ると、先生が予想していたよりも更に状態が良くないらしく、最終的には1600グラウトが妥当とのことでした。その話を聞いた瞬間はショックでしたが、今になって考えるとその決断は正しかったと思います(手術後、更なるサプライズが待っているのですが、それはまた別の機会に。。。)。髪がある程度伸びるまでの期間、後頭部の密度の低さはひどいもので、これ以上採取せずに本当に良かったと思いました。

自身の利益を優先するのではなく、患者に最適な提案をする先生の姿勢に敬意を払います。わざわざ韓国に来てよかったと思いました。あと、先生は日本の医院の悪口は絶対に言いませんね。紳士です。(イ・ゼチョンさんは日本医院の韓国医院叩きに少々ご立腹でしたが笑)そういう点も信用できると思いました。

ちなみに、私は仕事の関係でどうしても坊主にしたく無かったので、ノーカットやドナーカットを強く希望したのですが、坊主にしたほうが結果も良いから坊主にしておけ!と先生とゼチョンさんに半ば強引に押し切られてしまいました。韓国の男性特有のおせっかいというか、ちょっと強引な面が垣間見えて少々残念でしたが、まぁそこは国民性ということで目をつむります笑

さて、ということで施術開始です。レポートは次回の日記で。

 

 

 


二泊三日のツアー中に注意すること

2016-10-10 10:16:19 | 日記

すでにMOTENで手術を受けた他の方々が有り余る情報を記載しておりますのでツアー一連の流れを説明するのは割愛させていただきますが、以下は是非参考にしていただきたい点です。

①空港はインチョンとギンポ空港があるが、ギンポ空港のほうがソウル市内に近いのでお勧め。

②ツアーで手配されるHOTELは日本で言うところのラブホテルです。決して清潔ではありませんので、もう少しお金を出せるのならビジネスホテルに変更してもらったほうが良いです。

③帰国時にニットキャップの着用は必須になると思います。通気性の良い、コットンや麻製のものを購入すると良いと思います。医院からもニットキャップをいただけるようですが、分厚く、締め付けも強いですのでお勧めできません。

次回はMOTEN医院での診察について書かせていただきます。

 


自己紹介と植毛に至った経緯

2016-10-01 08:20:24 | 日記

皆さまはじめまして。まずは簡単に自己紹介です。

  1. 30代サラリーマン
  2. 幼少期から髪の密度が低く頭皮は固い、社会人になってから薄毛が進行。前頭部から頭頂部にかけての広範囲な薄毛。 
  3. 約3年半前にYクリニックでFUTの手術を受ける。前頭部に約2000グラウトの手術を受けるが、結果はイマイチ

以上を踏まえ、今回MOTEN医院での植毛に踏み切ったかと申しますと、

  1. FUT手術は二度とやりたくなかった(後頭部の傷目立ち、傷が治るまでの苦痛、移植部の仕上がり密度)
  2. FUEの手術結果をWEBで調べていくと、MOTENの患者さんの経過が平均して素晴らしかった
  3. 料金も日本と比較して安い

といった判断理由がありました。

 

1.の「FUT手術を二度とやりたくなかった」をもう少し掘り下げます。

Yクリニックのサイトでも記載されていますが、FUT手術は頭皮の固い方には不向きです。といいますか、絶対に手術しないことをお勧めします。

FUTはメスで一部の頭皮を切除し、周囲の頭皮を引っ張った上で縫うわけです。頭皮が固いと頭皮が伸びづらく、元の位置に戻ろうとする力が強く働くため、傷の幅は当然広くなります。

Yクリニックで診断を受けた際、頭を触られて、頭皮が固いことを先生も認識していましたが、「大丈夫大丈夫、傷はほとんどわからないから」という先生の言葉やWEBサイトに紹介されている傷跡の例を鵜呑みにしたのが間違いでした・・・そういったクレームが多いのか、今はWEBサイトに紹介された傷跡は「ベストケース」ですと記載がありますね。それもっと早くいってよぉ・・・という想いです。。。

あえて画像は引用しませんが、紹介されているような目立たないFUT傷など、本当に頭皮が柔らかくて術後の経過が順調な方のみだと思います。私の傷跡はMOTENのWEBサイトでも紹介されているFUT傷に近いです。決して大げさではないですね。

また、頭頂部の薄毛が進んでいる方にもお勧めしません。FUT傷を隠すためには3-4cm以上の毛の長さが必要になります。頭頂部の薄毛が進行してきた場合、後頭部全体を短く揃えるほうが清潔感があり、かつ頭頂部の薄毛も目立ちにくいです。しかし、FUT傷がある場合は上述の理由から短髪にしづらいので、頭頂部は薄いが後頭部は濃いという河童状態を招きやすいです。

FUT手術を受ける際は上記のような点を十分考慮していただければ失敗しないと思います。


と、長々書いてしまいましたが、以上のような理由で私はFUE手術をMOTEN医院で受けることに決めました。

次回はMOTENでの植毛ツアーの感想を掲載します。