通常は診断の翌日に手術ですが、私の場合は手術の前日が韓国の祝日であったため医院はお休み。手術当日の朝型に診察しました。ここでイ・デヒ先生と初対面です。医院HPの写真どおり、笑顔が爽やかです。挨拶も早々に診察開始です。
私は元々後頭部の髪の密度が低い上に切開法でできた傷がありますので、摂取できるのは大体2000グラウトが限界と予想していました。先生にその旨を告げると、「あなたはよく自分の頭皮の状態を理解している」とのコメント。先生の見立ても2000グラウトでした。しかし、先生が私の後頭部を見るにつれて表情が怪しくなっていきます。髪をかき上げてよく見ると、先生が予想していたよりも更に状態が良くないらしく、最終的には1600グラウトが妥当とのことでした。その話を聞いた瞬間はショックでしたが、今になって考えるとその決断は正しかったと思います(手術後、更なるサプライズが待っているのですが、それはまた別の機会に。。。)。髪がある程度伸びるまでの期間、後頭部の密度の低さはひどいもので、これ以上採取せずに本当に良かったと思いました。
自身の利益を優先するのではなく、患者に最適な提案をする先生の姿勢に敬意を払います。わざわざ韓国に来てよかったと思いました。あと、先生は日本の医院の悪口は絶対に言いませんね。紳士です。(イ・ゼチョンさんは日本医院の韓国医院叩きに少々ご立腹でしたが笑)そういう点も信用できると思いました。
ちなみに、私は仕事の関係でどうしても坊主にしたく無かったので、ノーカットやドナーカットを強く希望したのですが、坊主にしたほうが結果も良いから坊主にしておけ!と先生とゼチョンさんに半ば強引に押し切られてしまいました。韓国の男性特有のおせっかいというか、ちょっと強引な面が垣間見えて少々残念でしたが、まぁそこは国民性ということで目をつむります笑
さて、ということで施術開始です。レポートは次回の日記で。