畑の中にある
農道なので車一台しか通れない
今日行った
集合墓の真ん中に
お顔が分からない
古い観音様の石の彫り物があった
前には
新しい線香台や花立が置いてあり
綺麗な花も供えてあった
大切にされている…
大黒さんは
目を細めて合掌した
彫ってある文字を指で触り
読もうとしたが
江戸時代としか分からない
『真ん中に古い桜の木があったんですよ』
施主が教えてくれた
隣…と言っても少し離れてるが
集合墓の真ん中には
古いお地蔵様がある
屋根を造り
雨風から守られている
地蔵菩薩の新しい赤い旗がたてられており
こちらも大切にされている…
(赤い旗は某檀家さんが
毎年、寺に注文してる)
大通りを運転してるだけでは
この地域の良さは分からない
家々を見ても分からない
大通りから細い道を入って
墓を見ると
人々の地域愛、
御先祖様を大切にするあたたかさ、
神仏を護る気持ちがよくわかる
ここは
とても良い所
しみじみと感じた