scocchiの「四次元ドラッグ」

こちらはscocchiの超個人的趣味サイトです。

マンハッタン花物語

2007年03月19日 23時50分12秒 | 芝居/映画
はい、もう3年ぶりくらいに久々見たくなったので
借りました。結構前の作品です。そして興行的には失敗かな・・。

「忘れられない人」のクリスチャンスレーターがお好みなら
この「マンハッタン花物語」も楽しめるんでは無いでしょうか・・。

主人公の女性は施設で育ち、小さな頃、子供いない夫婦の家に
養女として迎え入れられたが、すぐ養母が亡くなってしまい
飲んだくれる養父の元で育つ。

誕生日も知らず、愛情を受けないまま育った主人公は、
すぐ父から自立し、今ではキャリアウーマン。仕事も忙しく
・・・そんな日々を過ごしていた。

ある日取引先で商談中に一本の電話。

養父の死の連絡だった。

仕事を終え、家に帰り主人公の唯一の同居人である熱帯魚?に
餌をやろうと水槽に近寄ると、熱帯魚は死んでいた。

思わず窓際の水槽の前で言葉を失い、父の死をどう受け止めて
良いのか解らずにいた彼女の感情が、熱帯魚の死によって一気に
悲しみとなって襲いかかる。

次の日、オフィスで彼女宛に花束が届けられる。

送り主の解らない花に、困惑する主人公。

送り主を捜し出そうと、花屋に行ってみたモノの
送り主をなかなか教えてくれない。

そうこうしているうちに、その花の送り主は花屋の店長だと
いうことがわかる。

愛情に飢え、人にどう愛情表現すればいいのか解らない主人公と
両親や兄弟の愛情の中で育ち、愛する自分の家族を一度に失った男との
ラブストーリーといった所です。

アメリカ中に転がってそうな、平凡なストーリーなんですが
すこっちは結構好きです。

忘れた頃に「忘れられない人」を見て
「マンハッタン花物語」を見る。

ま、いいんでないかい?笑

クリスチャンスレーターの良さが詰まった作品です。よければ是非。


最新の画像もっと見る