GOREとにゃんこの桃源郷

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REPOSSESSED

2007-12-14 | DVD(映画)
邦題「裸の十字架を持つ男 エクソシスト・フォーエバー」
今回、予約限定生産の1,500円DVDが発売されたのだ。数年前にVHSでレンタルした、同作品を既に観たことがあるので、躊躇いもなく購入した。


CASTが豪華!
 主演は勿論、レスリー・ニールセン。そして、本家の「エクソシスト」で悪魔に憑依されたリンダ・ブレア本人が、本家の17年後という設定で同じ役を演じる。

内容は?
 エクソシストのパロディということで、神父が悪魔を退治しようとする話。また、他のニールセン主演映画と同じように、ひたすらギャグで埋め尽くされている。

注意点!
 ギャグだらけの映画なので、さぞ笑えるのかと期待するのは大間違いだ。まず、英語や当時の米国を知っていないと意味の分からないネタが多過ぎる。
 まず主人公(ニールセン)の名前が、字幕では「イーデス神父」となっている。しかし、本編で彼は「メイアイ」と呼ばれている。「May I help you?」という英語を習ったことがあることだろう。そう、May I だからイーデスと訳されているわけだ。こんな調子で、英語"ありき"のギャグが冒頭から最後まで炸裂する。
 当然、他にもギャグは多い。だが、間が悪いのかネタ自体の問題か、どれもこれもスベリまくっている。レスリー・ニールセンの大ファンである俺でさえこの調子なので、特に思い入れが無い人は、絶対に観ないことを強くお奨めしたい。
 やはり監督や脚本はザッカー兄弟じゃないとダメだな・・・。


この先ネタバレ多大!
 ただでさえ古い映画なのに、その当時としても新しいとは言えないネタが盛りだくさんなので、古臭さがあり過ぎる。それは、「airplane」なども同じような作りだったが、airplaneはそれを力として笑いに変わっている。エクソシスト・フォーエバーでは古臭さが悪い方向にしか働いていない。
 あと、下ネタの頻度が高いので、嫌悪されがちな作品だ。


良い所は?
 しいて挙げるとすれば、車椅子専用の駐車場に車椅子のマークが駐車されているところ。他には、ニールセンが体を鍛える場面は、結構愉快だった。あと、ルーク・スカイウォーカーのネタと、リンダ・ブレア扮するナンシーとブロフィ神父が電話しているところのオチ。「あなたの名前宛てに手紙が入っていました。」と言って手渡される手紙に、「Your Name」と書かれていた瞬間。

最後に。
 たぶん3,000円以上だったら買っていないと思う。

希望観測・・・
 次に1,500円で発売さえたら即購入したい映画は「レスリー・ニールセンのドラキュラ」(さほど面白くないが、スウェーデン国内のとあるバーで流れていたので驚いた)かな。あとは、「フライング・コップ 知能0分署」(これに勝る作品は滅多に無いが、映画ではなくドラマ)と「裸の銃を持つ逃亡者」(これは、かなり面白い)と「パロディ放送局UHF」(ウィアード・アル・ヤンコヴィック好きなら楽しめる)だ。


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