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酒のツマミになる話題をセッセセッセ。独断偏見は”味付け”です※文中の敬称は略。

智弁初優勝!古豪に連続サヨナラ劇

2016-03-31 | 日記

センバツは劇的幕切れになった。
1-1の同点から延長11回劇的な幕切れ。

智弁学園2-1高松商

智弁学園ナインは歓喜倍増だ。
古豪の平安、高松商に競り勝つ連続サヨナラゲーム。
復活を許さなかった。

サヨナラで優勝を決めたのは89年の東邦以来。
元木大介の上宮を劇的な逆転サヨナラして27年ぶり。
このことは先日、この欄に書いたばかりだった。

私のセンバツ初取材。
あれから27年。
記憶が甦る。

56年ぶりの優勝をかけた高松商は無念の涙を飲んだ。
智弁は春夏通じて初の日本一。
エース村上はオール完投、最後はサヨナラ安打で締めくくった。

どちらにもあっぱれをあげたい。

いい試合だった。

このセンバツ大会は怪物こそいなかったが、準決勝から息詰まる好試合の連続。

たっぷり野球の面白さを認識させてくれた。


センバツ決勝!55年ぶり高松商か初の智弁か?

2016-03-30 | 日記
センバツ準決勝はいい試合が続く。


勝負の神様、とりわけ甲子園の魔物はよく見ている。
「龍谷大平安よ、100勝はそんなに簡単ではありません」
精進して、夏まで待ちなさい。
そんなサヨナラ負けだった。

龍谷大平安1-2智弁学園
高松商4-2秀岳館


第1試合は逆転サヨナラゲーム。
第2試合は延長11回決着。

絵にかいたような好ゲーム。


決勝は高松商VS智弁学園

平安との古豪対決はならなかった。

龍谷大平安は99勝で大台はお預け。
古豪・高松商には55年ぶりの、智弁学園には春夏初めての、決勝進出をプレゼント。

勝負の神様は機微をご存じだ。



高松商は61年以来の決勝進出だが、前年の60年は日本一になっている。
当時は2年連続の決勝進出だった。

連覇ならなかった61年は法政二に0-4で敗れての準優勝。
相手のエースは柴田勲(元巨人)。
この大会は準々決勝で尾崎行雄のいた浪商と柴田の対決が話題になった。
春夏連覇した法政二は高校球史でも、最強のチームとして語り継がれる。

この年の大会は逸材ぞろいだった。

柴田、尾崎以外にも、住友平(浪商)大熊忠義(浪商)八木沢荘六(作新学院)島野育夫(作新学院)長池徳二(鳴門)ら後にプロ野球で名を残した逸材のいる特筆すべき大会だった。




高松商はそれ以来の決勝進出。
優勝なら60年以来、56年ぶりの日本一。

野球を始めた我が小学校4年以来のことになる。
古豪復活が、高校野球の歴史だけでなく、我が人生の想い出まで掘り起こしてくれた。

今大会の戦跡
高松商 7-6いなべ総合
高松商 5-1創志学園
高松商17-8海星
高松商 4-2秀岳館
エースは179センチ右腕・浦大輝

智弁学園4-0福工大福井
智弁学園4-1鹿児島実
智弁学園6-0滋賀学園
智弁学園2-1龍谷大平安
エースは174センチ右腕・村上 頌樹








不作センバツ江川、松坂、ダル級いない

2016-03-30 | 日記
ベスト4がきょう激突する。

▼智弁学園・龍谷大平安→奈良VS京都
▼秀岳館・高松商→熊本VS香川



どこのチームも剛腕、怪腕で勝ち進んできたわけではない。

過去のセンバツ優勝投手でのキラ星をピックアップしてみる。

57年は王貞治(早実)
準決勝まで3試合連続完封

61年は柴田勲(法政二)
夏春連覇。甲子園12連勝(1敗)

63年は池永正明(下関商)
2完封。夏も準優勝。

64年は尾崎將司(徳島海南)
3試合連続完封で初出場初優勝

65年は平松政次(岡山商)
4試合連続完封。39イニング連続無失点


83年は水野雄仁(池田)
3試合完封。5戦わずか2失点

99年は松坂大輔(横浜)
3完封。春夏連覇エース。

12年は藤浪晋太郎(大坂桐蔭)
最速153キロ。春夏連覇エース。

他にも絶対エースがいた。
70年は島本講平(箕島)
72年は仲根正広(日大桜丘)
79年は 石井毅(簑島)
80年は中西清起(高知商)

そうそうたるエースたち。
春は好投手いる学校が制する、との格言がある。
過去の記録を見てもわかる。

ちなみに優勝投手ではないが。
江川卓(作新学院)
4試合33回60三振ヒット8失点2.
ダルビッシュ有(東北)。
センバツ熊本工(1回戦)戦でノーヒットノーランの快挙。

今センバツは不作、とあるスカウトが断言した。

高校生は冬から春、そして夏にどれだけ成長するか。
プロのスカウトはここを重視する。

評判だけはセンバツBIGスリー
高田萌生(創志学園=岡山)。
投げ方も似ている178センチ右腕で“松坂二世”と呼ばれた。
3回戦で敗退したものの最速149キロを2度。
スライダーも一級品との評価。
東海大甲府戦 9回安打7三振6四死球2自責2
高松商戦   9回安打9三振5四死球8自責5

山崎颯一郎(敦賀気比=福井)
188センチの長身右腕で“北陸のダルビッシュ”と呼ばれる。
145キロをマークした速球で2試合(18回)自責2。
青森山田戦 9回安打4三振9四死球2自責0
海  星戦 9回安打9三振7四死球1自責2


藤嶋健人(東邦=愛知)
過去のエースと同じく打って4番。
最速146キロの176センチ右腕。
関東一戦 8回2/3 安打1三振11四死球4自責0
明石商戦 8回    安打8三振 3四死球5自責2





甲子園での内容はパッとしない。
スケールの小ささは否めない。

どちらにしてもベスト4にさえ進出していない。

夏までにどれだけ成長するか。

楽しみにしたい。


センバツ4強から東が消えた超西高東低

2016-03-29 | 日記
早いものだ。
センバツはきょうベスト8が激突。

関西以西が7校。

智弁学園6-0滋賀学園
龍谷大平安2-1明石商
秀岳館2-1木更津総合
高松商17-8海星

8強に東で残ったのは千葉の木更津総合だけ。
超のつく西高東低となった。

高校野球は古里想う導火線。

東海・愛知県にお住まいのせばすちゃんさんからコメントが届いた。
さしたる野球フアンでもないけれど、地元の東邦が敗退して「悔しい」との内容だ。

東邦0-3明石商

うちの家族もプロ野球に関心はないが、高校野球はテレビ中継をみる。
プロ野球が注目するエース右腕・藤嶋健人を擁する東邦は優勝候補だった。

東邦は私にとっても印象深い高校の1つだ。
89年センバツ決勝。
この時も愛知県代表は関西勢が相手。

元木大介、種田仁を軸にした上宮。

高校野球を初担当した大会の総決算だった。

延長10回に1点入れた上宮が2-1でリードした。
その裏、東邦は併殺であっさり2死。
走者なく、あと一人打ち取れば上宮の優勝が決まる。
2年生エース宮田正直のガチガチの表情が画面に映る。

現場の記者はネット裏の記者席から、取材準備のためにスタンド下の通路に降りる。

グラウンドは見えないので、テレビモニターの画面を「その瞬間」を確認するため凝視する。

と、地下通路に海鳴りのような喚声が響く。
「なんだ?なんだ?」
取材記者たちは訳がわからない。
中継も白球を追いきれない。

やがて白球はなぜか外野を転々としている。
東邦の走者がホームを駆け抜け歓喜の輪が広がっていた。

担当の原稿は「上宮優勝」で固まっている。
現場は混乱、頭の中は真っ白。

四球からヒットで同点、なお走者を刺そうとした送球がそれた。
逆転サヨナラで東邦がドラマチックな優勝。

東邦といえば、すぐに思い出す試合だ。
野球、とりわけ高校野球の怖さを知らされたゲームだった。

準々決勝は2試合がサヨナラゲーム。
そして、ベスト4から東が消えた。

準決勝は29日は休んで30日。
次の通り。
▼智弁学園・龍谷大平安→奈良VS京都
▼秀岳館・高松商→熊本VS香川






関東全滅 免れたセンバツ

2016-03-27 | 日記
関東6校中ただ1校残っていた木更津総合が、食い止めた。
優勝候補の大阪桐蔭を破っての殊勲。
関東の高校野球フアンの夢をつないだ。

木更津総合5-1大阪桐蔭

昨秋の明治神宮大会で敗れている相手。
大阪桐蔭の、エース高山はプロモ注目する150キロ左腕だった。、

高校生は一冬場過ぎると、全然違う。

木更津総合はそれを証明した。


私的自然いきもの図鑑

2016-03-27 | 日記

桜前線が北上してきた。
あわてて咲いている木もある。
人と同じで周りと協調しないのは、いきものの証拠。

自然にあふれた京の鴨川を歩いた。
目にした、いきものの姿を残しておこう。

先に書いたピクニックギャングのトンビ。
羽を広げると大人の身長ほどもある翼は迫力満点。
顔も鷹や鷲と同じ猛禽類。

空を舞う姿は優雅そのもの。
ピーヒョロローの鳴き声も京都の青空を舞うトンビとマッチする。
とにかく眺めてる分にはいい。

姿、形だけは愛らしい。
このヌートリアも眺める分にはいい。

だが、別名、沼狸ともいわれアメリカ生まれの害獣なのだそうだ。
だから、京都の人はエサをやらない。
外国人ら観光客が知らずにやる。

なので、人を怖がらない。
沼ではなく清流の鴨川なので、清潔なヌートリアだ。


「ビーバー?」
「カワウソ?」

あまり名が知られていない。
それもロマンがあっていい。


アオサギも大型で迫力がある。
体長は80センチほど。
わが孫の身長とほぼ変わらない。
水面を大きな翼でゆったり滑空する姿は見惚れる。
餌を待つ姿は微動だにしない。


人をそれほど警戒もしない。
パン屑などを撒くと間近まで寄ってくる。

長いくちばしで、不器用についばむ姿は愛嬌がある。
味わってるのか、そうでないのか。
時おり水にしたして飲み込んでいる。

シラサギはアオサギに比べて小ぶり。
警戒心も強い。
滅多なことで近寄らない。

サギ仲間でも、こうも、違うものか。
真っ白な羽毛は水面に映える。


ふと気づいたことがある。
これだけいきものがいるのに、死骸を見ることがない。
片付けるボランティアでもいるのか?
やっぱりいた。
ボランティアはカラスだった。
自然はうまく循環している。

春は別れの季節でもある。
「雁の春」とも詠われているようにもの悲しさもある。
もうすぐ北へ渡る鴨(雁)たち。
シラサギがさよならを告げてるように見えた。






最後にカワウ(鵜)。

鵜飼の鵜で知られる。
鵜が鮎漁に適しているのは漁が上手いだけではない。
鵜は鮎を飲み込むと直ぐに締める。
だから、形を歪めない、傷つけない。
先人の知恵は素晴らしい。

大都市に流れる鴨川。
世界から観光客が多数やってくる。
いきものたちの生き生きする姿が、癒してくれる。

不倫騒動の桂文枝の豪邸もぬけの殻

2016-03-26 | 日記
モヒカンから丸坊主。
上方落語界の大御所・桂文枝が家族から「落後」している。
大阪・池田にある豪邸を訪ねた。
人の気配がない。
門扉の隙間から玄関を見て、びっくりした。
ごらんの通り玄関は枯れた植木鉢でふさがれている。
玄関の植木鉢は不法侵入を防ぐためか。
か、と思えば、広い庭の芝生は刈りそろえられている。
定期的に業者に頼んでいるのだろう。
不倫報道の後、文枝は涙の会見をした。
これは世間への謝罪というより、恐妻家が夫人へ平謝りする図。
芸人仲間が酒の肴にしている。
落語協会会長の権威も貫録も地に落ちている。
桂米朝の次に「人間国宝」を目指していた夫人との二人三脚。
これも「小指」の遊びが台無しにした。
文枝と夫人はすでに別居、との話も伝えられる。
豪邸に人の気配がないのはそれを裏付ける。
夫人は実家に帰っているのだろうか。
誰が大書したのか。
スプレー様のような字で「河村」(本名)の文字がいたずら書きされていた。
これまでも文枝は大阪・北区の事務所(マンション)に寝泊まりしていた。
愛人が逢瀬を暴露していた場所だ。
池田市には落語ミュージアムもあり、落語の盛んな土地柄でもある。
文枝はきっと名誉ある市民だったはず。
近所の好奇の目にさらされることに夫人は耐えきれなかったのだろう。
白亜の豪邸の姿がどこかうらさびしい。
ベッキー、文枝、三股衆院議員、乙武と続く不倫の連鎖が止まらない。



世界遺産内にマンション建設

2016-03-25 | 日記

世界遺産の中にマンション建てていいの?
京都・下鴨神社内に建設がオーケーだとか。

下鴨神社といえば流鏑(やぶさめ)や鴨長明の方丈記で知られる古式ゆかしい名所旧跡。
糺の森(ただすのもり)には、東京ドーム3つ分の広い原生林が生い茂る。

加茂川と高野川が合流して鴨川になる要所に位置する。

そりゃ、こんなところに住めればエエ。
個人的にはそう思う。

でも、こりやあかん。
しかも50年後には更地にするって。


これまた首かしげてしまう。

建設のために伐採してしまう古木はどうするの?
21年ごとの式年遷宮にかかる30億円捻出のためとか。
神社側が許可した、という。



これで年間8000万の収入になる。
それでも21年間貯めたとしても17億円ほど。
とても足りない。

金閣寺。銀閣寺、二条城、清水寺、知恩院など著名な神社仏閣はほとんどが有料。
下鴨神社は無料公開されている。


世界遺産誘致の時は地域、国を挙げて力を入れる。
だが、その後は知らぬ顔。
政府、京都府市からの補助金もない。

バーミヤン大遺跡を爆破破壊したイスラム過激派タリバンと変わらない。





西高東低センバツ

2016-03-25 | 日記
春を呼ぶセンバツが冬型になった。
大会5日目にして、関東勢はほぼ全滅の西高東低。

東海大甲府が創志学園に敗れた。
これで、関東勢6校中5校が姿を消した。
残ったのは昨秋関東大会Ⅴの木更津総合だけ。

関東一、常総学院、桐生一、花咲徳栄そして東海大甲府が初戦敗退した。
残った木更津の次の相手は優勝候補の大阪桐蔭。
対して近畿勢6校は大阪桐蔭、明石商、竜谷大平安、智弁学園、滋賀学園の5校が初戦突破。
21世紀枠の長田を別にして初戦敗退は市和歌山だけ。

関西に比べて関東は高校野球熱はそれほどでもない。
ますます冷え込む。

早実や横浜高などの出場があれば熱が上がる。
それ以外はクールで、イマイチ盛り上がらない。

大阪から東京へ赴任して感じたことだ。
甲子園から首都圏までの距離たった600キロ。
ネット社会でつながっているにも関わらず、だ。

センバツに限らずとも、東西の文化ははっきりしている。



昨夜の「橋下×羽鳥」の新番組3時間特番の視聴率。
関東9・9%
関西14・6%

橋下徹への関心度は関東ではこんなものだろう。
大阪府知事、市長時代、あれだけメディアをこき下ろしてきた橋下徹。
おめおめと「政界引退」後、出演してきたものだ。

テレビ局もしたたかなら、橋下サイドもしたたか。

ゴールデンの冠番組MCだから、相当なギャラだろう。
知事、市長時代なら「文化人ギャラ」としてせいぜい3万円から5万円程度。

羽鳥アナは芸能界のドン系列の芸能事務所に所属している。
橋下も取り込んでおこうとしているのだろう。

今夏の衆参ダブル選挙には出馬しないだろうが、将来の政界復帰は2万%あるだろう。


とうとう糖尿三兄妹

2016-03-24 | 日記

我が家の近くに住む娘の犬に糖尿病の診断が出た。
8歳のメイ(メス・トイプードル)だ。

昨年、我が家の12歳のモネ(トイプードル)が糖尿病になった。

犬の糖尿病なんて珍しい。
そう思っていたら、一挙に2匹が糖尿になってしまった。



「水を異常なくらい飲むし、ひんぱんにオシッコするからおかしい」
異変に気づいた娘が行きつけの獣医に診察してもらった。
「血糖値400。モネと血縁関係ないのよね」と獣医。
DNAはまったく違う。
清原和博の900に比べれば大したことはないけれど。
我が136からすれば高い。

モネは一気に白内障になり失明してしまった。
実に恐ろしきは糖尿病。
これは人間も犬も変わらない。

それにしても、またインシュリン注射だ。

わが身は経口薬で注射は打たないが、糖尿病宣告を受けている。
犬は飼い主の身代わりになる、と言われている。
その伝でいけば、誰かが病気になる身代わりだったのかもしれない。

とうとう「糖尿3兄妹」になってしまった。




二枚の絵 娘二人のリアクション

2016-03-23 | 日記
暑さ寒さも彼岸まで。
あちらこちらの神社仏閣はお参りに大にぎわい。
あちらの岸「彼岸」=浄土と通信よろしく供花と線香。


我が心血迷ったか(笑)スケッチしたくなった。
二枚の絵のことは先日書いた。
上手くは描けない。

娘二人に「どっちがエエ?」と聞いた。
「どっちが悪い?」とは聞かない。
それが我が思考。

で、娘二人の反応が違って面白い。





先ず長女。
「すごいなぁ‥。バランスも綺麗し、タッチが独特でうますぎる❗色をつけたらもっと綺麗んだろうけど。色なしのデッサンだけでも味がある❗」
誉めて誉めてくれる。
豚も木に上る心境にさせてくれた。

早速。12色の色鉛筆を買った。

「下書きなしやんね? お父さんの秘められた才能!アニメーターみたいなタッチやね❗何回も見てしまう」

クーッ嬉しくなっちゃうね。




エエい!と二枚目を描いてしまった。
最初のにも色付けた。

「2枚目の方が色が濃ゆくてはっきりしてるようにみえる。だから2枚目がいいように見える。けれど…絵自体は1枚目の方がいい絵やと思う…良くないわけじゃないで~1枚目が良すぎるだけ。お父さん、新たな才能開花しかけやな~」

冷静な分析の上に、更に誉めてくれる。



確かに自分でも二枚目はデッサンが上手くいかなかった。
色でごまかしたと、腹の底でベロ出していた。

長女の目の確かさにビックリ。

二女はあっさり。
「お父さん描いたん?うまいやん」
「江戸の絵師みたい」
「木の絵は色なしのほうが良かったな(´-ω-`)絵葉書にしたらエエやん」
ごくごくクールに誉めてくれた。

姉妹(兄弟)よくぞ違う性格になるもの。
それも発見した二枚のスケッチ。
思わぬ人生の付録がついた。

京都・鴨川の引ったくり

2016-03-22 | 日記
世の中には酷いやつらがいる。
音もなく引ったくる
姿を消すのに長けている。

多くの観光客が、行き交う京都・鴨川。
それにも構わず。
大胆不敵にもほどがあろう。

いきなり後ろからやってくる
ノンビリ出来やしない。
楽しみに開けた弁当。
にぎり寿司を敷き詰めたコンビニ弁当。
生つばゴクリ。
鴨川河畔でウオーキングして腹ペコ。
「さあ頂こう!」
コンビニ袋から取り出した瞬間だ。
一陣の風以外、なにも感じない。

バサッ

微かな気配が、頬を撫でた。
手元にあったはずのパックが消えている。
手品か。
鮮やか、なんてもんじゃない。
おい!どこに、いたんだ。

トンビだ

♪ トンビがクルリと、輪を描いたあ~、ほーいのほーい

歌ってる場合じゃない。
フランス・ニース駅前で財布を擦られて以来のショック。
パックごと持っていったトンビよ、どうするつもりだ。

へへん、箸は持ってるからね。
といっても、犬の遠吠え。

これで終わらなかった。

引ったくられた後。
もうひとつ持っていた袋は、びっくりした衝撃で散らばった。
デザートの菓子パンが残っていた。

「しゃあない。これでも食べるか」

近くのゴミ箱に用のない箸などを捨てに行った。
ビニール袋を提げて、数十メートル先のゴミ箱へ。
ムカムカしながらゴミ箱の傍に立つ。
右手にゴミ。
左手に菓子パンの入ったコンビニ袋。
ん?
ない。
左手の袋がない。
今度は菓子パンの入った袋ごとない。
空を見上げた。
黒い影がスーっと遠くへ去った。
追ってきたのか、それとも別動隊か。

どっちゃでもいい。
トホホ。
凄い、参りました。
そういうしかなかった。
まさにピクニックギャング。
そばで見ていたスペイン人観光客に「トビはなんて言うの?」と聞いてみた。
ミラノ、というそうだ。
英語では「ブラック カイト」
まさに黒い凧か。
こちらのほうがはまる。

ん?看板?

見たのは随分、時間が過ぎてから。
後の祭りとはこのことか。
トンビ(トビともいう)タカ目タカ科。体色は褐色と白のまだら模様。鳴き声は「ピーヒョロロロロ…」日本ではもっとも身近な猛禽類。全長60~70センチ。カラスより一回り大きい。翼を開くと1・5~1・6メートル。。上昇気流に乗って輪を描く。視力が優れている。急降下して餌(小動物)を捕らえる。雑食性。


彼岸の墓参

2016-03-21 | 日記

柄にもなく墓に参った。
京都・東山にある大谷本廟。

五条坂を上がったところ。
産寧坂や清水寺のホン近く。

線香の煙に包まれた。
行くとホッとする。
なぜかわからない。


人は異口同音にそういう。
宗派を超えて。のものらしい。

彼岸の期間に来たのは人生初かもしれない。

「ことばの歳時記」(金田一春彦)を引用する。
恥ずかしながら彼岸とは何か知らなんだ。




彼岸は梵語の波羅密多(はらみった)の訳で向こう岸。
つまり「此の岸」がこの世。
「彼の岸」があの世の浄土。
さまざまな世迷い事が流れる川を渡っていくそうな。
エエことしてたら、極楽浄土行きの切符を頂ける。

こういうことらしい。

死んだら「灰それまでよ」と誠に無信仰な我輩。
それでも、墓参するとフーッと息抜け、肩の荷がおりるのは不思議だ。

三十四の瞳・小豆島朝一番に登場

2016-03-21 | 日記
センバツはもう二日目。
二十一世紀枠で三十四の瞳の小豆島が朝一番に登場する。
2ヶ月前、観光したばかりの島から出場とあって、勝手に親近感増した。

のんびりしたいい島だった。
映画「二十四の瞳」とオリーブの島としても知られる。

話題だけではなく実力もありそう。
昨秋の香川県大会を制している。
決勝で破ったのが明治神宮大会を制し、センバツでも優勝候補に上がっている高松商だ。

昨秋、高松商の唯一の黒星をつけたのが小豆島だ。

今日の相手は同じ二十一世紀枠の釜石。
東日本大震災の被災地からの出場。
釜石のエース岩間大は岩手・大槌生まれ。
1200人の津波犠牲者が出た。
岩間の母の遺体はまだ発見されていない。
甲子園の空できっと応援している。




二十一世紀枠同士の試合を抽選で避けられなかったのか?

話題に事欠かない試合は朝9時から。
早朝の船で沢山の応援団がアルプスを陣取るだろう。

どちらにも勝ってほしい。
高校野球には青春のドラマが詰まっている。