日本で初めて、正式にラジオ放送が開始されたのは、1925年7月です。日本放送協会(NHK)が東京芝の愛宕山から電波を発射しました。
その当時の受信契約者数は資料によりますと、5、500ですが、その殆どが鉱石ラジオで受信していました。この辺の経緯に就いては、私のこのブログで紹介した事が有りますので、そちらに任せます。
当初、真空管ラジオはアメリカからの輸入に頼っていましたが、国内でも、早川電機(現、シャープ)、松下電器産業、山中電機などの会社が真空管ラジオを製造するように成りました。
今回はラジオで活躍してきた真空管に付いて語りたく思います。以前に説明したと思いますが、ラジオに於ける真空管の主な働きは、
1.整流作用(交流→直流に変換)
2.検波作用(電波からラジオの音声部分を取り出す)
3.増幅作用(電波とか音声信号を増幅して強くする)
4.発信作用(スーパーラジオに使用される)
の4つの働きをしています。それぞれの働きには専用の真空管が使用されます。整流用は、大電流を扱うので、電気的に丈夫に作られています。扱う周波数は低周波(50ヘルツ~60ヘルツ)ですので、高周波用とは異なり、ひたすら丈夫な構造に成っています。
検波作用は電波など高周波を扱いますので、信号が減衰しないように構造的に配慮されています。
増幅作用は、電波など高い周波数を扱う、回路には、信号が減衰しない構造に成っています。音声信号など低い周波数用には、信号の減衰の考慮は特に考えられていません。
発信作用には、検波作用と同じく信号減衰を極力、少なくする構造に成っています。
真空管の構造的な種類は、
1.なすび管(このタイプが歴史的に一番古い)
2.ST管(スタンダード型)
3.ミニアチュア管(ラジオを小型にするの便利)
4.電池管(乾電池を使用。携帯ラジオに便利)
5.金属管(構造が丈夫。軍用に使用された)
6.サブミニアチュア管(乾電池を使用。超小型。
戦時中、軍用携帯無線機に使用)
その当時の受信契約者数は資料によりますと、5、500ですが、その殆どが鉱石ラジオで受信していました。この辺の経緯に就いては、私のこのブログで紹介した事が有りますので、そちらに任せます。
当初、真空管ラジオはアメリカからの輸入に頼っていましたが、国内でも、早川電機(現、シャープ)、松下電器産業、山中電機などの会社が真空管ラジオを製造するように成りました。
今回はラジオで活躍してきた真空管に付いて語りたく思います。以前に説明したと思いますが、ラジオに於ける真空管の主な働きは、
1.整流作用(交流→直流に変換)
2.検波作用(電波からラジオの音声部分を取り出す)
3.増幅作用(電波とか音声信号を増幅して強くする)
4.発信作用(スーパーラジオに使用される)
の4つの働きをしています。それぞれの働きには専用の真空管が使用されます。整流用は、大電流を扱うので、電気的に丈夫に作られています。扱う周波数は低周波(50ヘルツ~60ヘルツ)ですので、高周波用とは異なり、ひたすら丈夫な構造に成っています。
検波作用は電波など高周波を扱いますので、信号が減衰しないように構造的に配慮されています。
増幅作用は、電波など高い周波数を扱う、回路には、信号が減衰しない構造に成っています。音声信号など低い周波数用には、信号の減衰の考慮は特に考えられていません。
発信作用には、検波作用と同じく信号減衰を極力、少なくする構造に成っています。
真空管の構造的な種類は、
1.なすび管(このタイプが歴史的に一番古い)
2.ST管(スタンダード型)
3.ミニアチュア管(ラジオを小型にするの便利)
4.電池管(乾電池を使用。携帯ラジオに便利)
5.金属管(構造が丈夫。軍用に使用された)
6.サブミニアチュア管(乾電池を使用。超小型。
戦時中、軍用携帯無線機に使用)
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