宮浦港上陸後、教えられたとおり「海の駅なおしま」横のバス停に行くと
美術館エリアへ直行するシャトルバス(無料)が待機していた。
先ずは地中美術館から(この↑整理券は入場券購入の為のモノです)
三年毎に開催される瀬戸内国際芸術祭(Art Setouchi)の折には入館者数制限のため
二時間待ちも再々だったようですが、今日は10分間隔位で入館させています。
館内は当然乍ら、撮影禁止につきファサード入り口の画像しかありませんが、インスタレーション
(Installation art)の手法で作られた箱物と常設されているアート作品との一体感が素晴らしい。
始めに「クロード・モネ」の大作5点には、その藍色の深さ、輝きに圧倒され、続いては米国人
「ウォルター・デ・マリア」の御影石で出来た直径2.2mの球体(重さ14ton・ドイツで研磨)に写される
室内空間の妙味と、今にも動き出しそうな危うさに感嘆する。そして「ジェームズ・タレル」の
光のアートは、鑑賞者が作品の中に入り込むことによって五感で(いや、触れ無いから四感か)
或る種、初めて味わう感覚のような「芸術空間」に時の流れが止まったようだ。
室内の明かりは地中にありながら、全て採光した自然光のみ。
なので、その日の天候に因り「光の加減」は大きく異なる。
これが視覚的に大きく影響しているようだ。
バイクが来る方向に駐車場があり、奧からモネの庭を模した遊歩道を歩いてこの入り口まで。
撮影出来ない欲求不満を、こげなところでガス抜きしながら
続いて「ベネッセハウスミュージアム」にバスで移動(11:12)
ミュージアムの内部鑑賞(入場料千円)した後は、オープンスペース(屋外)の作品群へ。
撮影をしていて、外国人から「コレ↓は誰の作か?」と問われたものの、近くに銘板は無く
「ステンレススチール会社」とボケている余裕も無く、少し困りました。
やはり、予習は必要ということですかね。
ジョージ・リッキー作 「三枚の正方形」
風にはためく作品とすこぶる上機嫌なフランス人夫婦
外国人観光客多数。
ベネッセハウス専用桟橋
同上(作品風に)
ベネッセハウス前の海岸には草間作品も
前出の「三枚の正方形」の地下空間には
ウォルター・デ・マリア作「Seen/Unseen Known/Unknown」
其れでは次のエリアに移動しましょうかね(12:26)