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福津市のごみ収集はおかしくない?

【学校問題】13名の市議会議員に「お願い文書」を配布 (No.221)

 福津市議会議員13名は、2023年(令和5年)12月市議会定例会で、議員全員が賛成し採択した「小学校新設予定地の安全性に関する専門家の調査と科学的根拠を示して行う住民説明会の実施について」の請願を蔑ろにして、2024年(令和6年)3月市議会で、原崎市長が提案した「新設校の第1区の工事に係わる本契約について」の議案に賛成しました。(詳細は、No.214をご参照ください。)
 この行為は、地域住民を始めとする多くの市民への背信行為です。私たちは13名の議員に対し請願内容を実行して戴くため、下記の「お願い文書」を各議員の事務所等に配布いたしました。

福津市議会 議員各位                     令和6年5月18日
 請願「小学校新設予定地の安全性に関する専門家の調査と科学的根拠を示して行う
          住民説明会の実施」の実行についてのお願い。
 平素は、福津市民のために力を尽くして戴き深謝申し上げます。
 また、「学校問題を考える会」などが、令和5年12月議会に提出した「小学校新設予定地の安全性に関する専門家の調査と科学的根拠を示して行う住民説明会の実施について」の請願につきましても議員全員の賛成をもって採択して戴きました。この件に関しても厚くお礼申し上げます。
 しかし、それにも拘わらず、令和6年3月市議会に市長が提出した「新設小学校造成工事(1工区)に係わる本契約について」の議案に、13名の議員の方々が請願の趣旨を顧みず、賛成されたことは、学校問題に取り組んでいる私たちは勿論、多くの福津市民、近隣市町村の議員も大層驚きました。
 新設校の建設予定地(宮司2・3区)は、①福岡県が令和4年5月に指定した手光今川洪水浸水想定区域 ②高潮洪水浸水想定区域 ③ため池の崩壊による浸水想定区域 ④西山断層が起こすM7.5程度の地震と4m程度の津波の到来の危険性があり、安全性に問題があります。文科省が学校施設の計画・設計のガイドラインである小学校施設整備指針(校地環境は、地震・洪水・高潮・津波・雪崩・地滑り・がけ崩れ・陥没・泥流等の自然災害に対して安全であること。)に適合していません。
学校を建設する前に周辺地域の安全性の調査、住民への説明は必須事項と考えます。
何故、消防署の新設は手光今川洪水浸水想定区域から手光の丘陵地に変更したので
しょうか。安全性を考えてのことでは、ないでしょうか。
宮司地区2・3区への小学校新設の反対署名は、既に500名を超えています。
 議員各位は、特に子どもたちや手光今川流域の住民の安全面を考え、原崎市長や福津市教育委員会に対し「専門家の建設予定地の安全性の調査や地域住民への説明会の実施と合意形成」をするように働きかけ、実現させる責任があります。

 宮司地区2・3区への小学校新設における問題点は安全面だけではありません。建設費は令和5年3月の想定金額45億円が令和6年3月現在では79億円に膨れあがっています。元々厳しい福津市の財政状況をより一層厳しくしています。この建設費の増大は、資材や人件費の高騰要因だけでは説明がつかない問題です。この件についても議員各位は原崎市長と教育委員会を追求して戴きたい。 

 上記の議員各位へのお願いは、「学校問題を考える会」や署名活動時に寄せられた意見等を集約したものです。末尾になりましたが、議員各位が市民のために請願の趣旨をよく理解され行動して戴くことを心からお願い申し上げます。      以上
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