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福津市のごみ収集はおかしくない?

実例から見た「福津市行政の問題点と市議会のチェック機能」について (No.166)

 今まで、私たちは福津市の行政上の問題点を法律や判例等に照らして追求してきました。
例えば、次のようなものです。
1. 自治会が自治会未加入者の地域分別収集会場への資源ゴミの持ち込みを拒否した事件
 原崎市長は市議会において、廃棄物処理法に基づいて「ゴミの処理は市の責任であり、総ての市民は、地域分別収集会場へのゴミ持ち込みができる。」と発言しながら、未だそれが実現していません。
2.福津市教育委員会が㈱長大の業務報告書の作成者名を変更し詐称した事件
 「福津市学校施設等整備計画(令和3年3月)」は、福津市教育委員会が作成したものでなく、教育委員会が㈱長大に委託した業務報告書の作成者名を、福津市教育委員会名に変更したものでありました。
3.約4,500万円を溝に捨てた事件
 福津市総合教育会議において、小学校1校と中学校1校の新設で、原崎市長と福津市教育委員会が合意したと市民に発表し、土地の鑑定委託料として9,300万円を支出しました。その後、福津市の財政能力を理由に中学校新設を取り止め、約4,500万円を無駄にしたと思われます。
 以上の事実から、福津市の行政には以下のような問題があります。
① 行政は、最低限度の社会規範である法律などに基づき行わなければならない常識の欠如
 具体的事例を今まで、このブログで明らかにしてきました。福津市(うみがめ課、総務課、郷づくり支援課や教育委員会)には、それが欠けています。
② 行政のトップの原崎市長の無責任と越権行為
 行政の執行権を有する市長は、市議会において行動なき無責任な発言と教育委員会の職務権限(学校新設の校種や建設場所の選定等)への介入をしました。
③原崎市長や福津市職員の無視できない無駄遣い
 福津市の財政が逼迫している状況に係わらず、無駄遣いの事件が多発しています。福津市には、住民監査制度はありますが、監査委員会は住民の訴えを、最近10年以上、総て「棄却」し、機能していません。
 行政上の問題を無くし、正常化する力を有しているのは、地方公共団体では市長と共に、住民の代表である市議会です。しかし今までの福津市議会では、地方自治法第98条の権限を行使して市長や教育委員会の行為をチェックし、監査請求を行ってきたでしょうか?答えは「否」だと思います。
 上記の1.の問題について、私たちは請願書等を議会に提出しましたが、廃棄物処理法を多くの議員が理解していないのか、それとも選挙時の自治会の票を考えて請願に賛同を貰えませんでした。
 また2.や3.の問題は、議会において質問も追及もなく、チェックも監査請求も行いませんでした。これでは、市議会は与えられた権限を行使して、市民のために働いていないことになります。
 閑話休題、ひとついい話がありますので皆様に紹介します。
 去る4月15日、昨年年末に初当選した市議会議員の「3月議会の報告会」に出席しました。出席者は14~15名でしたが、子育て中の女性が3~4名含まれており、時間は約2時間半でした。内容は、議会や委員会の様子、議案に対する丁寧な説明と議員の議案への賛成・反対の理由及び出席者との意見交換等で大変有意義でした。
 この議員なら問題山積の福津市の行政にメスを入れ、正常化に努力してもらえると期待しました。
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