金の島の釣りキチ日誌

佐渡ヶ島で釣れた平凡な魚をドヤ顔で日々更新予定。

【第八章】徳を積んだ効果

2023-12-15 11:28:00 | 過去の釣行記録編
2022年10月中旬
2022年の8月頃から、週末はNとロックショアで青物を狙っていた。
始めてから2ヶ月間、毎週末休むことなく釣りに行ったが、魚が釣れていない状態だった。
この日は佐渡の中でも有名な地磯に行く事にした。
Nと朝4時に集合したが、すでに先行者がおり、先端の一つ手前で釣りをする事に。
先端はおそらく夜中から陣取っていたと思われるヤンチャそうな人達がなにやら賑やかに楽しんでいた(仲間とワイワイやる釣りってやっぱり楽しい)。
明るくなってきた頃、磯の先端正面で鳥山が発生。
先行者の1人が、80センチくらいの青物(ブリかヒラマサ)を釣っていた。
羨ましいなぁと思いながら、何も起きない海で朝日を眺めていた。


10時頃になると、先行者の人達が帰ったので、磯の先端へ移動。
すると信じられらない光景が目に飛び込んできた。
ティッシュやカップ麺の容器、惣菜の食べ残したゴミ、糸くず、壊れたタモの柄、タバコの吸い殻等々大量のゴミが磯のステージに捨てられていた。
先ほどの人達とは限らないが、その可能性は高そうだった(違ったらすいません)。
釣れた時に魚を入れる用に持ってきていたデカいゴミ袋があったので、とりあえず拾った。



信じられない。
怒りが込み上げてきたが、せっかく楽しい釣りなのにゴミを捨てるような人達のせいで楽しくなるのは癪なので、切り替えて楽しむ事にした。
鳥山も消え、あまり良い状況では無さそうだが、諦めずにダイペンを投げ続けた。
1時間ちょっと経過した頃、ベイト(サンマっぽいやつ)が逃げると同時に自分が投げていたブルーブルーのガチペン200に魚がバイトしてきた。すごい水面爆発だった。
4〜5kgでドラグを設定していたが、ジリジリと出される。自分は今までまともなポンピングなんてしたことはなかったが、体が勝手にポンピングを始めた。
あっという間に魚が足元まで寄ってきたので、Nがリーダー掴んで、引っこ抜いてくれた。


惜しくもメーターは超えなかったが、96センチのシイラ(ペンペン)。魚の長さは自己新記録。
そして徳を積むと魚が釣れるというのは、本当だった。


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