枕崎「すし匠五条」女将の日記

子供たちに元気貰いました^^

   おはようございます。

   曇り空からのスタートの土曜日です。
   曇りのち晴れ、

   今日も一日、いい日になりますように・・・^^


   さて、
   ずっとドキドキが続いていた 

   枕崎中学校での講演会の講師のお役目
   昨日、無事に終えることができました。

   出かける直前まで、
   自分でリハーサルをしたり、

   最後の最後までドキドキが
   止まりませんでした。

   そんな不安を抱えながら、
   持ち時間30分の1回目が始まりました。

   まずは、「コンカツ=出汁愛ましょう♪」の
   踊りから、入りました。

   生徒のみなさんは、
   突然のパフォーマンスに驚きながらも
   楽しく見て貰えたようです。

   そして、いよいよ・・・  

   聴いてくれる生徒の皆さんを前にした私は、

   リハーサルでは、原稿を見ながら
   しどろもどろの私でしたが、

   生き返った鰹のように
   活き活きと 話し出すことができました。

   生徒の皆さんが
   私を活かしてくれたのです。

   途中ではありますが、
   
  「昨日私の講演を聴いてくれたみなさん、

   みなさんのお陰で おばさん^^
   お話ししたかったことを
   十分お伝えできた講演をすることができました。

   本当に本当にありがとうね。」


   原稿には、載っていない 
 
   その場で、思いついた生のお話も
   飛び出してきたほど、
 
   私自身が満足させて貰えた時間でした。

  
   では、その時の原稿UPさせて頂きます。   
     

  皆様こんにちは^^

まずおばさん達の元気を見て貰いました。

今日、一緒に踊ってくれたのは、
枕崎で音楽活動をしているぶえん鰹の歌も歌っている
RENSの新屋敷 彰さんです。

どうもありがとうございました。

それでは、枕崎で
すし屋の女将をしています。
板敷浩実と申します。

「元気に生きる」をテーマに
お話しさせて頂きます。

どうぞよろしくお願いします。

さて、先ほどの踊りを
どうして踊っているのか?
それをこれからお話しますね。

北海道稚内の昆布と
枕崎の鰹節が縁結びの神様 出雲大社で
昨年結婚しました。

二人から生まれた美味しいお出汁を
日本中に また世界中にPRしていくため

今、枕崎の方々が
「昆鰹プロジェクト」として頑張っています。


おばさん達も応援と言うことで
先ほどの「コンカツ=出汁愛ましょう♪」を

港祭りやいろいろなイベントで
踊ってPRしています。

皆さんにはちょっと早いけど
結婚活動の「婚活」ともひっかけています。

最近は、結婚しない人も増えて
人口が少なくなるばかりで
枕崎でも大問題なんです。

もしかしたら、みなさんの中にも
同級生同士で見えない赤い糸で
繋がっている人がいるかも知れませんね。

でもいろいろな想いは、
心で思っているだけでは 相手に伝わらないですよね。

素直に思っていることを
言葉で伝えるのは、どんな時もとても大切です。

言葉を出し出し合って
いっぱい 色々なお話もしてほしいです。

先ほどの歌と踊り
YouTubeにもUPしてますから


お友達とコンビ組んで
是非、踊って下さいね。

次におばさんの事を話します。

何歳に見えますか?(誰かに問いかける)
今年で55歳になります。

みなさんのお父さん、お母さんより
お姉さんかも知れないですね。

最近、周りの方に「若いね」ってよく言われるのですが、
この元気が若さの秘訣だってことにしています。

おばさんは3人の子育てをしてきました。

と言うより
子供に育てられたお母さんって感じで

子供からすれば
あまりいいお母さんではなかったかも知れません。

長男は 生き物が大好きで
皆さんと同じ中学生の頃は、

庭でにわとりを放し飼いにして
一緒に日向ぼっこをしていた面白い子供でした。

川辺高校に進み
唯一好きだった生物の勉強だけ頑張って
まぐれで長崎大学水産学部に入りました。

おばさんは、水産関係の仕事をするのかなぁ?と
思っていましたが、今は、

全く関係のないまくらざき保育園で働いてます。

次男は
中学もまともに行けなかったほどの暴れん坊でした。

学校の先生や警察からも呼び出されて大変でしたが、
今は東京で 仕事も真面目に頑張ってます。

3番目の娘は
家はすし屋ですが、
一緒に御飯作りをしなっかったので
包丁を持たせたことがなかったんです。

娘が高校の進路を決める時
「料理ができないのが恥ずかしいから」と
自分で希望して城西高校の調理科に進みました。

朝も早くて、通うのも大変でしたが、

県内、あちこちからきていたお友達にも恵まれ
楽しい高校生活を送ったようです。

今は大阪梅田のデパ地下で働いていますが、
家に帰ってきたらいろいろな料理を作って
家族に食べさせてくれます。


そして、もともとおばさんは、
生れも育ちも関西です。

では、ちょっとだけ忘れかけた関西弁で
しゃべってみます。
しゃべれるかなぁ?

おばちゃんはな、都会のど真ん中で 
バリバリのキャリアウーマンしとってんけど
大阪のすし屋で修行しとった旦那さんとでおおて、結婚してん。

旦那さんが、枕崎に帰るって言うたから、
24年前に 枕崎に引っ越してきたんやけど

こんな田舎、もういらんわ、いややわって
おもとぅたんやけどなぁ。

そやけど、今はな こんなええところはない っておもうわ。

ほんまにもう、枕崎大好きになってしもたわ。


と、そんなよそもんのおばさんですが 
その枕崎の素晴らしい魅力を
少しお話しますね。

まずは 枕崎と言えば「鰹」です。

4年前にすし屋の女将として必要だと思って
枕崎カツオマイスター検定を受けて合格しました。

(去年は、後ろの新屋敷さんも合格しました。)

もともとは 鰹は臭くて嫌いだと思っていたのですが、
なんとカツオマイスターになったら
嘘みたいに鰹大好きになりました。

おばさんは、鰹のように
泳ぎ続ける、動き回ることが好きみたいです。

そんな鰹だと自分で思っているのも
元気の秘訣になっているようです。

みなさんが将来
枕崎や鹿児島を離れることになれば
淋しく感じることがあるでしょう。

でも「枕崎産かつお節」と書かれた色々な
食べ物を全国で 見ることができます。

枕崎の鰹節は全国NO1です。
みなさんが、何処にいても枕崎を味わえる。
これって幸せですよね。

そして、次の魅力は「自然」です。

すし匠五条のブログを見たことある人?

ここ8年間、枕崎の綺麗な風景やイベント
また美味しい五条の料理写真を載せたりして

色々と 感じたことや考えたことなど
ほとんど毎日、綴ってきています。

そして、
このブログを楽しみにしてくれている人が、
枕崎にも、また枕崎以外にも
たくさんいてくれます。

その人たちのためにも
もちろん自分のためにも

ブログを書き続けることが
おばさんにとっては、いちばんの
元気の力と言えるかも知れません。

もしかしたら、このブログの中に
皆さんにとっての人生のヒントが
綴ってあるかもしれません。

勉強などで疲れた時や 暇な時に
よかったら覗いてみて下さいね。


次の魅力は「繋がる人」です。

枕崎七夕の会というのがあるのですが
おばさんは、その会長をしています。

その七夕の会の活動の中で
片平山公園での人文字づくりがありました。

いろいろな活動で繋がっているみなさんに
お声掛けしたところ約250名の市民の皆さんが
ぞくぞく集まってくれました。

そして、心を一つにして文字を作り上げた時の気持ちは
最高に嬉しい出来事でした。

枕崎は 温かい想いの熱い人たちが
いっぱい繋がっている。

そう感じることができました。

この枕崎だからこそ
できたのかも知れないとも思っています。

一昨年は「風」昨年は「海」
今年の文字はまだ決まっていませんが
夏の頃のことです。

楽しい思い出づくりとして
良かったらみんなも参加して下さい。

これから先、皆さんが
大きな壁にぶち当たって

いろんな事で悩む時も
また枕崎を離れてどこかよそに行って
淋しくなる時も 

先ほどお話した
鰹や自然や人の繋がりの素晴らしい

「ふるさと枕崎」がいつでも、どこにいても
心の励みや力になることは
間違いないと思います。

よそからきたおばさんですが、
少なからずも、この元気は、ふるさと枕崎が

底力になってくれている気がしています。

今日の話しの中で
お伝えしたいことの一つ目でした。


では、次のお話ですがおばさんは、
昔から負けず嫌いの頑張り屋さんだったんですけど

結果はいつも、負け組だったと 今考えれば思います。

でも、周りの人にも
自分自身にも負けたくなかったから、

どんな時もあきらめないで
人より努力してきた気がします。

でも、やっぱり負け組でした。

でも、人生も半分以上を過ぎた今になって
その頑張ってきたことが

ひとつひとつ別の形になって
花が咲いてきているように感じるんです。

地位も名誉もちろんお金持ちでもないけど
今は、楽しい毎日を送っている気がします。

頑張るって大変だったり、苦しかったりするけど、
おばさんは、ちょと変わってるかなぁ?

その「頑張る自分が好き」なんです。

これも元気の秘訣になるかなぁ?

「結果が出なくても失敗し続けても頑張る」
これが伝えたいことの二つ目です。


では、三つ目は単純「笑顔」です。

おばさん笑顔には自信があります。

笑顔は「人生のすべてを切り開く」と
考えているということです。

どこでもかしこでも笑えと言うことではないですが、

友達同士の付き合いも、世間の人との付き合いも
また社会人になっての就職先での人間関係も 

もちろん家族の間でも
また一人で勉強に励む時も

笑顔が切り開いてくれると思っています。

「涙の数だけ強くなれるよ」って歌がありましたが、

「笑顔の数だけ楽しくなるよ」と歌っても
これも間違いはないと思います。

それで、おばさん流 
笑顔の訓練の仕方教えますね。簡単です。

ただ「鏡」を見る回数を増やすことです。

お家の勉強机の上などに置いたりして
自分の笑顔を見る機会を増やしてみて下さい。

自分の顔を一日に何度も鏡に映して、
「頑張れとか、負けるなとか、いい笑顔だね?とか」

言いながら、自分を励ますこともできます。
もし共感できれば真似してみて下さい。

では、今までの話をまとめますね。

一つ目は「ふるさと枕崎」が心の力に

二つ目は「結果が出なくても失敗し続けても頑張る」

三つ目は「笑顔と鏡」の話しでした。


では、最後になります。

二度とないみなさんの中学時代、
友達ともいっぱい遊んで楽しんで
そして勉強も頑張って
元気に過ごして下さいね。

これからの進む道も人それぞれですが、
「自分で決める」って大事かなぁ?と思います。

そして、おばさんの
ブログを参考にして貰えたらと思いますが、

色々なこと、いっぱいいっぱい感じる人、
考える人

その感じたこと考えたことを 
人に 言葉で伝えること事のできる人

みなさんにそう言う大人になって貰いたい。
とそう願わせて貰います。

では、こんなおばさんのつたない話でしたが
聴いて下さってどうもありがとうございました。
終わります。



   そして、夜の懇親会
   先生方の子供たちへの熱意も聴かせて貰え、

   また他の講師の方々も
   子供たちのためになればと

   私同様、それぞれに 準備に苦労されて
   素敵なお話をされたご様子を
   感じさせて貰えました。


   私にとっても 忘れられない一日になりました。

   「今回、お声をかけて下さって、
    本当にどうもありがとうございました。」


   そして、今朝、ゆっくりと
   子供たちの感想文も読ませて貰いました。

        涙が出てきました  
  
  
   「子供たちへ
    改めまして、みなさんのお陰で
    おばさん、逆に元気を貰えたみたいです。

    ありがとうございました。
    
    おばちゃん、みなさんのお友達にして下さい^^

    そして、よかったら、
    連絡してきて下さいね。

    五条にも、食べに来て下さいね^^」


   そう言うことで、忘れられない昨日の日をバネに
   また、今日からも 笑顔と元気で
   進んで行きたいと思います。

   頑張りますね。
   どうぞよろしくお願いします。
                -板敷 浩実-

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